
浄瑠璃と日本刀にあそぶ
「日本の伝統文化にもっと気軽に触れたい!」
そんな思いから生まれた【浄瑠璃と日本刀にあそぶ】
語り音楽が紡ぐ浄瑠璃、光と影が共鳴する日本刀の展示…
古くから受け継がれる日本の情緒や美しさを、新しい視点で体験できる場です。
大人も子供も楽しめる、日常と非日常が交差するひとときを一緒に味わいませんか?
さらに詳しい解説はこちらのブログからご覧いただけます

浄瑠璃とあそぶ
浄瑠璃に息づく物語と情熱
近松門左衛門の作品をはじめ、浄瑠璃は魂を揺さぶる物語と語りの魅力にあふれています。私が浄瑠璃と向き合い始めたのは、2005年の国民文化祭での「傾城阿波の鳴門」の現代語訳舞台から始まりました。俳優・原田大二郎さんの熱演と共に、親子や忠義といった人間の根本的なテーマを描き出し、その後も多くの舞台で好評をいただいてきました。
浄瑠璃を翻訳する中で特に感じるのは、言葉あそびの面白さや七五調のリズムの心地よさ、日本語の美しさです。この浄瑠璃の本質と魅力をできるだけ損なわないように務めています。
現代版浄瑠璃の公演を通じて、この豊かな文化を広げていきたいと思っています。
浄瑠璃の魅力を知りたい方は関連ブログ記事をご覧ください

日本刀の光と影絵
刀と影絵の不思議な空間
刀と影絵が融合する特別な展示空間で、日本刀の新しい一面をお楽しみいただけます。
2022年から2年間、海部刀を影絵ジオラマと共に展示し、光と影で紡ぐ日本刀の「いまむかし」をご体感いただきました。数百年の歴史を持つ刀と、影絵で描かれる動物や自然のシルエットが共存するこの空間では、光と影が背中合わせに重なり、その狭間浮かび上がる刀がひときわ神秘的です。ゆらゆらと動く影の動物たちとともに、日本刀の美しさと歴史が一体となる新しい感覚を、ぜひお楽しみください。
この展示は、小さなお子様も気軽に楽しめるように工夫されています。「影と刀」の展示空間は日本初の試みであり、今後も全国で様々な刀たちと幻想的なコラボレーションを広げていきます。
日本刀の美しさや背景については関連ブログ記事をご覧ください

伝統や古典とあそぶ
新しい文化と出会う場所
浄瑠璃には、語りと音楽を通じて日本の情緒を豊かに映しだす伝統芸能です。その影響は歌として親しまれる「浄瑠璃くずし」や盆踊りと組み合わせて踊られる地域文化にも広がっています。現代版浄瑠璃芝居では、古典の物語を現代語で語り直し、太夫や三味線とともに、より多くの人に親しんでもえらえる新しいエンターテインメントを目指しています。俳優・原田大二郎さんが語るように、浄瑠璃には演劇とは異なる特別な高揚感があります。新しい「語り音楽」として浄瑠璃の魅力を、ぜひお楽しみください。
また、影絵が作り出すモノトーンの空間と日本刀が共鳴し合う展示も、伝統と遊び心が交わる特別な場所です。日常と非日常が交差する幻想的な空間で
誰でも気軽に楽しめる不思議な体験をお届けします。