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ケンシロウ日誌Vol.20|緊急警報、朝4時の柴犬

  • 執筆者の写真: Emi  | Kenshiro Shiba Labo
    Emi | Kenshiro Shiba Labo
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分


緊急警報

緊急警報

オレを急いで散歩に連れていけ!



夜明け前、

ケンシロウの雄叫びが響き渡る。


今、何時?

枕元の時計を見る。


こちらに、ぼんやりする間も与えない。

ケンシロウは鳴き止まない。




夜明け前の静かな室内で眠る人のそばで吠えて異変を知らせる柴犬ケンシロウ
世界は静か、犬だけが騒がしい

夜は、ぐっすり寝る犬。


けれど、

この時間の吠えだけは、別だ。

緊急か、

偽物か。



緊急吠えの場合。

お腹が痛い、漏れる!

この一択。



遠巻きに、吠える。

寝ている私を仁王立ちでにらみつけながら。

連れて行け圧が強い。



一方、偽物の場合。

自分のベッドに横たわったまま、吠える。

どこかお気楽な空気感が漂う。


たまたま目が覚めて、

起こしてみた。

そんな感じ。


声に必死さを感じられない。

ほっとく。



けれど、ちょっと外へ行きたい場合もある。

この時の鳴き方は、ちょっぴり緊急な雰囲気を匂わす。


「胃が重たいので、外で草を食べたい。」

ついでに、夜明け前の、

車も人間も、誰もいない静かな散歩を楽しみたい。



外へ出た途端、鼻歌でも出そうな調子に

あっ、騙されたと思いながらも

あくびをしながら、

ついていく。


いい気なもんだ。




さて、今回は

緊急か?

偽物か?


布団から出て、ケンシロウを確認した。


すぐわかった。

緊急事態だ。



ケンシロウが足元で、睨みつけている。


「はいはい、起きますよ。」

服を着て、玄関へ向かう。


ケンシロウは、すでに準備万端。

足をばたつかせて待機。


気が急いて、

鼻先がぺちゃっと、玄関ドアにくっついている。


「はよ、こい!」

絶対、そんなことを思われている。


散歩ひもをつけて、扉を開けると

ピュン




外へ、

飛んだ。




——飛ぶ、柴犬。




外は真っ暗。

元気になってからは

滅多にないけど、

それでも、たまにあるケンシロウからの緊急警報。

その時間は、だいたい朝4時前くらいが多い。


ケンシロウも漏らさないように、必死でアピールする。

飼い主も必死で起きる。


たとえ、

ついさっき寝たばっかりで、

2時間くらいしか寝てなくても。

必死で起きる。


犬も必死。

飼い主も必死。


どっちも必死な緊急警報。



犬でも、

火事でも

地震でも。



なんにしても、

緊急警報は、

ないにこしたことない。





🐾今日のケンシロウ


朝:起きろ!!

昼:いくぞ!!

夕:言葉はいらない。

  目で語る。 

オイ、俺を連れて行け。



“犬の緊急性は、絶対である”

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