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日々のかけら―犬と薬膳と私
柴犬と暮らす日常。薬膳レシピで整える心と体。
そして、日本文化や刀剣・古墳の物語。
食べる。斬る。吠える。そして、暮らす。
そんな日々のかけらを、ことばと記憶で綴ります。


🐕🦺 【ケンシロウ日誌】Vol.2 ケンシロウ、自己主張す。
ケンシロウ、11歳。 家族の一員として、自己主張できる犬に育ちました。 ただ、吠えるだけが能じゃない。 いろんな手段を講じて、自分の 快適生活 を維持する毎日です。 🐾 ケンシロウの自己主張遍歴(飼い主目線) 11年の絆が、言葉よりも先に伝わる。 0、お座りを覚える。 これが基本ベースであり、 すべての技の原点。 ここから始まった。 1、お手をする。 通常は、おやつやご飯をもらう時に使用する。 応用として、「もしもし、ちょっと … いいですか?」的な、 軽い打診 や呼び止めたい時にも使用。 「お手」だけが武器だった時代は、まさに千手観音。 両手が見えないほどの“ 高速お手 ”で交渉を試みていた。 今は2〜3回に落ち着いた。成熟の証。 2、伏せを覚える。 どうしても欲しいとき。 お手をしてもダメなら、伏せてみる。 お座り→お手→伏せ。 人間でいえば、いわば“ 土下座 ”。 ケンシロウなりの最終カードが加わった。 「伏せ」「ちゃんとして」で行う。 あるいは、自発的に披露。 3、「ママを見て」を覚える。 いつの間にか習得した技。...
6 日前


🐾 【ケンシロウ日誌】Vol.1 祭り犬ケンシロウ、太鼓の町をゆく
なぜか バンダナ をつけるのは大好きな、ケンシロウ。 バンダナを外す時は首を大きく振って、 「はよ、取れ!」 とばかりに偉そうなのに、 つける時はおとなしく首を出し、尻尾が嬉しそうに揺れる。 でも、洋服を着ている柴犬はあまり見かけない。 雑誌やSNSでは見かけても、近所で歩く柴犬たちは、 雨の日も風の日もたくましく、自分の体ひとつで歩いている。 うちのケンシロウは、少し違う。 母が洋服を作るので、“衣裳持ち”だ。 雨降りはカッパ。 小雨が降りそうなときはTシャツ。 冬のお出かけには、ちょっとおしゃれしてダウンコート。 決して喜んで着ている風ではないけれど、 我々人間の都合に合わせて、渋々ながらも着てくれる。 秋の夕暮れ、ケンシロウも祭りの仲間に。ー金木犀の香りと太鼓台の響きに包まれてー 金木犀 が香り、夜に太鼓の音が響き始めるころ。 ケンシロウも、私や近所の人たちの高まる気分を察しているような、察していないような? 足取りが、いつもより少し速い。 トレードマークのバンダナは、10月に入ると 「 祭 」と赤い文字の入った黒い水玉模様の手拭いに変わる
10月24日
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