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日々のかけら―犬と薬膳と私
柴犬と暮らす日常。薬膳レシピで整える心と体。
そして、日本文化や刀剣・古墳の物語。
食べる。斬る。吠える。そして、暮らす。
そんな日々のかけらを、ことばと記憶で綴ります。


🐕🦺 【ケンシロウ日誌】Vol.2 ケンシロウ、自己主張す。
ケンシロウ、11歳。 家族の一員として、自己主張できる犬に育ちました。 ただ、吠えるだけが能じゃない。 いろんな手段を講じて、自分の 快適生活 を維持する毎日です。 🐾 ケンシロウの自己主張遍歴(飼い主目線) 11年の絆が、言葉よりも先に伝わる。 0、お座りを覚える。 これが基本ベースであり、 すべての技の原点。 ここから始まった。 1、お手をする。 通常は、おやつやご飯をもらう時に使用する。 応用として、「もしもし、ちょっと … いいですか?」的な、 軽い打診 や呼び止めたい時にも使用。 「お手」だけが武器だった時代は、まさに千手観音。 両手が見えないほどの“ 高速お手 ”で交渉を試みていた。 今は2〜3回に落ち着いた。成熟の証。 2、伏せを覚える。 どうしても欲しいとき。 お手をしてもダメなら、伏せてみる。 お座り→お手→伏せ。 人間でいえば、いわば“ 土下座 ”。 ケンシロウなりの最終カードが加わった。 「伏せ」「ちゃんとして」で行う。 あるいは、自発的に披露。 3、「ママを見て」を覚える。 いつの間にか習得した技。...
6 日前


あそびフェス2025―親子で、都市で、遊ぶということ
こんにちは。 秋空の下で開催された「あそびフェス2025」、ことしも無事に終えることができました。 宝山湖OKURAボールパーク には、笑い声と歓声と、少しだけ筋肉痛が残ったかもしれません。 🍁 ことしのフェスは、ちょっと進化しました 10月13日(月・祝)、三豊市とカマタマーレ讃岐の共催イベント「 宝山湖フェスティバル2025 」の一角で開催された「あそびフェス」。 私たち「あそびクリエイト」は、昨年に引き続き、パルクール・スラックライン・ストリートワークアウトの3競技を中心に、“都市型のあそび”を届けました。 ことしのキーワードは「 家族で体験 」。 実際、43家族が参加。 年齢層は3歳から70歳までと幅広く、パパもママもおじいちゃんも、一緒に跳び、一緒に転び、一緒に笑っていました。 家族で楽しむ「あそびフェス2025」。笑顔があふれる芝生のアクティビティフィールド。 🏃♀️ 遊びの中に「挑戦」と「安全」を パルクール では、跳び箱や鉄パイプを使った障害物エリアを設置。 現役のトレーサー(パルクール実践者)による指導もあり、子どもたちは
10月28日


【虚実の境界線】人形浄瑠璃と江戸の犯科帳──“物語の罪”は、本当に罪だったのか?
「その者、鼻を削がれ、市中を引き回されたのち、…」 読んでいたページを、そっと閉じた。 鼻を削ぐ? えっ? 本当に? ——それが、 江戸のリアル だった。 講談社現代新書の『 江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む 』(松尾晋一著)は、200年、145冊もの記録をもとに、長崎という“江戸の国際都市”で起こった実際の事件と、その裁きを語った本だ。 長崎奉行所 が残した犯科帳には、江戸のリアルが淡々と記されている。「誰が」「どこで」「何をして」「どう裁かれたか」が一文の情緒もなく記され、読む者の想像力を鋭く刺激する。 そこには、現代の私たちから見れば目を疑うような処罰が、日常のように並んでいる。 たとえば、抜荷(密輸)を恐れて自害した者は、死体を塩漬けにされ磔。心中に失敗した者は、女は死罪、男は遠島。障子を盗んだだけで死罪。 ーー盗み、密貿易、偽証、下女の妊娠、果ては人を騙して金を取った話まで。 ただそれだけのことで、鼻を削がれた人もいた。 市中を歩かされ、見せしめにされた者もいた。 そして、ふと、思ったのだ。 これって、 人形浄瑠璃の世界 ではどう
10月25日


🐾 【ケンシロウ日誌】Vol.1 祭り犬ケンシロウ、太鼓の町をゆく
なぜか バンダナ をつけるのは大好きな、ケンシロウ。 バンダナを外す時は首を大きく振って、 「はよ、取れ!」 とばかりに偉そうなのに、 つける時はおとなしく首を出し、尻尾が嬉しそうに揺れる。 でも、洋服を着ている柴犬はあまり見かけない。 雑誌やSNSでは見かけても、近所で歩く柴犬たちは、 雨の日も風の日もたくましく、自分の体ひとつで歩いている。 うちのケンシロウは、少し違う。 母が洋服を作るので、“衣裳持ち”だ。 雨降りはカッパ。 小雨が降りそうなときはTシャツ。 冬のお出かけには、ちょっとおしゃれしてダウンコート。 決して喜んで着ている風ではないけれど、 我々人間の都合に合わせて、渋々ながらも着てくれる。 秋の夕暮れ、ケンシロウも祭りの仲間に。ー金木犀の香りと太鼓台の響きに包まれてー 金木犀 が香り、夜に太鼓の音が響き始めるころ。 ケンシロウも、私や近所の人たちの高まる気分を察しているような、察していないような? 足取りが、いつもより少し速い。 トレードマークのバンダナは、10月に入ると 「 祭 」と赤い文字の入った黒い水玉模様の手拭いに変わる
10月24日


Ewin用“持ち運び最強ケース”を自作してみた!バッグ圧迫から守る4段防御セット
「なんてこった…..、キーーボードが壊れた。」 不敗神話が崩れたような、衝撃でした(笑) えっ? キーボードって壊れるものなの? 使い始めて1年と数日のある日、突然、iPad用にしていた3つ折りのキーボードが壊れました。数字の1、2、W、Aの4つが認識されないんです。これ、完全にダメなやつ。修理不可です。 調べたら、やはり折りたたみ式はその衝撃の積み重ねなのか、“壊れる”事例も結構多いようで、今更ながらに納得。そりゃ、家に置いたままのPCのキーボードとは違うよね。 というわけで、新しいキーボードを買いました。 折りたたみは懲りたので、そのまま“THEキーボード”です。Ewinの折りたたみじゃない横長ワイヤレスキーボード。「最初からこれにすれば良かった」と思うくらい、タイピングしやすく、iPadとも相性抜群。 ただ――「 ぴったり保護できるケース 」ってあるの? そう。問題は持ち運び。できれば、もう壊したくない! というわけで、理想の保護ケースがなければ作ろう大作戦開始。 突然のお別れ。でも、あなたがいたから次がある——ありがとう、折りたたみキーボ
10月19日


白キクラゲが美味しくならない問題(笑)
〜梨と煮ても感動できなかったあなたへ〜 🍐【はじめに】 白キクラゲって、身体にいいのはわかるけど… 正直、美味しいって思ったこと、ありますか? ——わたしは、ない。 梨と煮ても、氷砂糖を入れても、ぷるぷるにならず。 味も香りも微妙、テンションが上がらない。...
10月12日


秋の乾燥対策は「潤い鍋」で―肺をいたわる秋の薬膳習慣
■秋の乾燥がはじまるとき、まず「肺」に注目 トンボが飛び始めると、「秋だなぁ」よりも先に、「乾燥がやってくるなぁ」と、頭の中で注意警報が鳴っているような気がする。 ようやく朝晩は涼しくなったけれど、ここからは忍び寄る“乾燥”との戦い。...
10月5日
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