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日々のかけら―犬と薬膳と暮らしの記録
柴犬ケンシロウと暮らす書き手が犬と人の薬膳、日々の気づき、浄瑠璃や文化、イベント制作の現場を記録するブログ


皇帝・溥儀と「陽委」── 中医学が見つめる“男性の悩み”の話
EDは「年齢のせい」だけではありません。中医学では、腎虚・肝気鬱結・血瘀など、体質ごとに原因が異なると考えます。本記事では、溥儀の陽委の逸話を手がかりに、体質別の原因と改善法をわかりやすく解説します。 ラストエンペラーで知られる清朝最後の 皇帝・溥儀 。 彼が性生活の問題を抱えていたことは、本人の回想録や研究でもたびたび触れられている。 「陽委(ようい)」── 現代で言うところのEDに近い症状を抱えていた、という説もある。 もちろん当時の医学記録は限られているが、30年、治療を受けていたという話も伝わっている。 EDと聞くと “精力剤を飲む” そんなイメージが浮かぶかもしれない。 けれど、そこは “不老不死” を追い求めた中国の皇帝。 溥儀が安易な強壮剤に頼ったはずがない。 当時の皇帝たちが用いていた強壮薬── 鹿茸 (ろくじょう/鹿の角)、 海馬 (タツノオトシゴ)、 紫河車 (人の胎盤)などの動物性生薬。 そのような薬膳・漢方療法を、溥儀も試していた可能性が高い。 おそらく彼には 「腎の生命エネルギーの不足(腎虚)」 そして ストレスによる“
2025年12月13日


【鏡と内臓】——不老と美を求めた、皇帝たちのアンチエイジング術
〜『黄帝内経』が教える「美しさは内臓から」〜 「鏡よ、鏡。鏡さん。 この世で いちばん美しいのは誰?」 そう問いかけたのは、白雪姫の継母。 一方、中国の皇帝たちは、こう問いかけた。 「どうすれば、 永遠に 美しく、若くいられるのか?」 彼らは鏡を見る前に、内臓の声を聞こうとした。 ——2000年前に書かれた 中国最古の医学書 『黄帝内経(こうていだいけい)』をはじめとする医学書の数々。 これらは、ただの医学の本じゃない。 美しさと不老をめぐる、“ 身体との対話の書 ”なのです。 👑 美のゴールは「顔」じゃない。皇帝たちの美学とは? この書が生まれた目的は、病気を治すことだけではない。 皇帝たちが求めたのは―― 不老不死 。 人はなぜ老いるのか? どうすれば衰えを止め、美しくあり続けられるのか? そんな問いに向き合った中で生まれたのが、 「 美容内治 (びようないじ)」という考え方です。 ✨中医美容の哲学① 「最強のビジュアルは、内臓が作る」 『黄帝内経』には、こう書かれている。 「内に形あれば、必ず外に現る。」 つまり、身体の内側にあるものは、
2025年11月4日


黒い食べもの、白い息 — 食と眠りがつむぐ更年期の物語
「あぁ、アレ、アレ。ほら、アレ。」 “アレアレ詐欺”じゃないんだから…と言いたくなるくらい、単語が出てこない。 ふと気がつけば、寝汗とか、ホットフラッシュ。 おまけに、何でもない時に自分だけ滝のように汗をかくのも、恥ずかしい事この上ない。 これ、 更年期 ですよね?...
2025年9月30日


月経痛と子宮筋腫:痛みのサインに耳をすませて
漢方薬局へ行くと、女性は必ず月経のことを聞かれる。──それは、冷やかしでも興味本位でもない。月経の状態は、女性の体質を知るための大きなヒントなのだ。
2025年9月10日


腎を強化する最強の薬膳!粟の効果と稗との違い
ひえ(稗)、あわ(粟)ってどんな雑穀? 小さくて黄色い粒の「ひえ(稗)」と「あわ(粟)」。 その「 あわ 」が腎臓を強化する薬膳最強の食材だと知っていますか? 「黄色い粒の雑穀=鳥の餌」だと思っていませんか?私は、薬膳を始める前はそんなイメージを持っていました。そもそも雑穀...
2025年2月21日


あなたの不調、本当に「胃」ですか?
私たちは「胃が痛い」ってよく言うけど、その原因が本当に胃であるとは限らない。 どうやら、中医学でいうところの 「脾」と「胃」は別の役割を持ち、 それぞれに症状が違うらしい。 【脾と胃、実はこんなに違う! 中医学的役割を解説】 例えば、脾が弱ると、 「食後に眠くなる」...
2025年1月23日


韓国ドラマと韓国の伝統茶とお菓子 ~心と体を癒す味わい~
韓国の伝統茶が持つ薬膳の力とは? 韓国には、味わい深いお茶とお菓子が多く存在し、そのルーツには中医学や薬膳の知恵が深く根付いています。 韓国ドラマにも登場する代表的な伝統茶や薬菓を例に挙げ、その魅力を薬膳の視点でご紹介します。 サンファ茶(双和茶):...
2025年1月5日


黒豆や栗が体を救う?薬膳の知恵に学ぶおせち料理の効能
新年の食卓に欠かせないおせち料理。 その華やかな見た目や味わいだけでなく、実は体をいたわる「薬膳的な知恵」がぎゅっと詰まっているのです。 そのルーツをたどると、古代中国にまでさかのぼり、奈良時代には貴族の特別な料理として広まりました。...
2025年1月3日
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