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日々のかけら―犬と薬膳と暮らしの記録
柴犬ケンシロウと暮らす書き手が犬と人の薬膳、日々の気づき、浄瑠璃や文化、イベント制作の現場を記録するブログ


追悼:谷川俊太郎さんが教えてくれた自由な詩と優しさ
詩人・谷川俊太郎さんがお亡くなりになりました。 「自由な詩がいい。年齢も職業も性別も問わない。全部自由な詩にしよう。」 この言葉そのものが、まるで俊太郎さんの生き方のようです。 今振り返ると、楽しかったことが次々に思い出されます。 俊太郎さんと自由な詩...
2024年11月30日


冬に腎を養う——老いを溜めないための中医学的・冬の過ごし方
「冬になると、老ける気がしません?」 「顔、縮んでない?気のせいじゃない」 冬は、体が「閉じる」季節 冬になると、 なんだか老けるスピードが上がった気がしませんか。 白髪 が気になる。 冷え が抜けない。 やる気も、ちょっと冬眠気味。 「年齢のせいかな」と流してしまいがちだけど、 中医学的に見ると、冬はちゃんと理由のある季節です。 静かな台所で、からだの奥を養う準備をはじめる 12月から2月は、 「腎(じん)」を養う季節。 ここで言う腎は、西洋医学の腎臓そのものではありません。 中医学の腎は、 生命力の貯蔵庫 成長・老化のブレーキ役 ホルモンや生殖、骨や髪の土台 ……全部まとめて引き受けている、 体の“根っこ” 担当です。 だから冬に腎が消耗すると、 春になってから一気に不調が噴き出す。 逆に言えば、 冬は「 若返りの仕込み期間 」でもあるということ。 老いは、骨から始まる(わりと現実的な話) 中医学で言われる「腎が弱るサイン」。 白髪、抜け毛、耳鳴り、歯、足腰…… どれも聞き覚えがありすぎて、ちょっと怖い。 でも、私が一番「うわ…」と思ったのは
2024年11月28日


翻訳はアート?浄瑠璃翻訳に挑む楽しさと難しさ
浄瑠璃に挑戦する一日。近松門左衛門の作品に触れ、ことばあそびを楽しみつつ、翻訳の瞬発力を探る。翻訳者視点で伝える日本文化の魅力と難しさ。
2024年11月19日


18歳、自衛官だった私が見つけた「静かな逃げ場」──熱田神宮と刀の記憶
自衛隊時代の外出日と熱田神宮 別に元自衛官だったからといって、刀が好きなわけではない。 そして、好きだからといって、決して詳しいわけでもない。好きと詳しいは別物なのだ。 私が自衛官だった18歳の頃、 週に一度の外出日 はたいてい一人で熱田神宮にいた。 こう書くと、友達のいない淋しいやつみたいだが、入隊したばかりで一番下っ端の私は「 おひとりさま外出 」しか選択肢がなかったのだから、仕方ない。 それでも、熱田神宮以外にも外出の選択肢はあったわけだから、無理をしていたわけではない。 むしろ、私はその 森 が、無意識に感じていた息苦しさを解放してくれる場だったのだと思う。 外出日のたびに通った、刀剣展示との静かな出会い 宝物館での日本刀の展示 そんな熱田神宮には、小さいが珠玉の宝物館がある。 「熱田神宮前」で駅を降りると、 鬱蒼とした 森が見える。その中を、砂利道をサクサクと歩き、能楽堂を目指す途中にひっそりと建っているのが宝物館だ。 当時、展示内容は毎月変わっていたが、その半分以上は「 刀剣 」だった。 そこに並ぶのは、歴代の武将たちが奉納した 重要
2024年11月16日


詩は誰のもの?谷川俊太郎の言葉と、音楽でよみがえる詩の時間
詩と音楽が出会う瞬間|谷川賢作のコンサート体験 「詩と音楽」のコンサートを企画した時、谷川俊太郎さんがこう言っていた。 自分の頭の中にあるうちは、その詩は自分だけのものだけど、原稿用紙にペンで書いた瞬間から、詩は自分だけのものじゃなくなる ...
2024年11月6日
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