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冬に腎を養う——老いを溜めないための中医学的・冬の過ごし方

  • 執筆者の写真: Emi  | Kenshirou Siba Labo
    Emi | Kenshirou Siba Labo
  • 2024年11月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年12月27日



「冬になると、老ける気がしません?」

「顔、縮んでない?気のせいじゃない」



冬は、体が「閉じる」季節



冬になると、

なんだか老けるスピードが上がった気がしませんか。


白髪が気になる。

冷えが抜けない。

やる気も、ちょっと冬眠気味。


「年齢のせいかな」と流してしまいがちだけど、

中医学的に見ると、冬はちゃんと理由のある季節です。


冬の台所に並ぶ薬膳の食材を、水彩画の絵本風タッチで描いたイラスト。白や黒を基調とした滋養のある食材が、やわらかな光の中に静かに配置されている。
静かな台所で、からだの奥を養う準備をはじめる

12月から2月は、

「腎(じん)」を養う季節。


ここで言う腎は、西洋医学の腎臓そのものではありません。

中医学の腎は、


  • 生命力の貯蔵庫

  • 成長・老化のブレーキ役

  • ホルモンや生殖、骨や髪の土台



……全部まとめて引き受けている、

体の“根っこ”担当です。


だから冬に腎が消耗すると、

春になってから一気に不調が噴き出す。


逆に言えば、

冬は「若返りの仕込み期間」でもあるということ。





老いは、骨から始まる(わりと現実的な話)



中医学で言われる「腎が弱るサイン」。


白髪、抜け毛、耳鳴り、歯、足腰……

どれも聞き覚えがありすぎて、ちょっと怖い。


でも、私が一番「うわ…」と思ったのはこれです。


骨が縮む


背が縮むなら、

顔の骨だって、当然縮む。


骨の上に皮膚があるんだから、

骨が痩せれば、皮膚は余る。


——そりゃ、顏...たるむよね。


当たり前の話なのに、

改めて突きつけられると、なかなかの破壊力です。


「これはもう、腎を放置しとる場合じゃない」


そう思ってから、

冬の過ごし方を見る目が、少し変わりました。





冬の腎は「頑張らせない」が正解



冬は、クマが冬眠する季節。


人間だけが、


  • 無理に動いて

  • 無理に汗をかいて

  • 無理に頭を使いすぎている



——それ、腎から見ると

めちゃくちゃ浪費癖のある生活です。


冬の養生の基本は、たった一つ。


消耗しないこと。


早く寝る。

冷やさない。

考えすぎない。


私はせめて

「日付が変わる前に寝る」を目標にしています

(守れない日も、もちろんあります)。





腎に効く食材を取り入れた食生活



腎を元気にする食材を取り入れることも大切です。迷ったときは、とりあえず次の3つを覚えておきましょう。



「くるみ」「栗」「黒胡麻」です。


これらは腎を養う食材の代表格であり、手軽に取り入れやすいのが魅力です。




💡食材の選び方と実践ヒント



腎を補う食材の特徴としては、「黒いもの」「硬い殻に包まれているもの」「ネバネバしたもの」が挙げられます。


以下の食材を日々の食生活に取り入れてみてください。


定番の「黒い食材」


黒胡麻、黒豆、海藻類(わかめ・昆布など)、きくらげ




腎を補うおすすめ食材


栗、くるみ、山芋、牡蠣、ネバネバ系のオクラ




⭐ 簡単に取り入れるコツ


おやつに甘栗やナッツを選ぶ

味噌汁にわかめを加える

サラダやサンドイッチにツナを使う

牡蠣は缶詰やオイスターソースで気軽に摂取



さらに、おせち料理も腎に良い食材が多い伝統的なアンチエイジングメニューです。黒豆や昆布巻き、栗きんとんなど、普段の食事に応用してみるのも良いでしょう。




🔶まとめ – 腎を大切にする冬を過ごそう




腎を大切にする冬の過ごし方は、決して難しいものではありません。日々の生活で少し意識を向けるだけで、体や心に大きな変化をもたらします。


特に「くるみ、栗、黒胡麻」の3つは、手軽に取り入れられる腎の味方です。


無理せず、できるところから少しずつ生活に取り入れていきましょう。


この冬は、腎を労わる生活を心がけ、元気に若々しく過ごしてみてください。



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