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日々のかけら―犬と薬膳と私
柴犬と暮らす日常。薬膳レシピで整える心と体。
そして、日本文化や刀剣・古墳の物語。
食べる。斬る。吠える。そして、暮らす。
そんな日々のかけらを、ことばと記憶で綴ります。


前立腺トラブルを防ぐ薬膳・中医学の知恵
前立腺癌は誰にでも起こりうる? 前立腺がんは、60歳以上の男性の約半分が『潜在的に持っている』そうです。 そうだよなぁ、と思います。 周りのおじさん達を見ると、「前立腺肥大」「前立腺の数値が高い」「前立腺癌の手術をした」など、話をしているのを良く耳にします。...
5月31日


【立夏】ジャッキーに憧れて、馬歩する話
ー立夏・小満の季節にぴったりの薬膳習慣と、ジャッキーチェン式のエクササイズに挑戦する話ー 「なんか、蒸し暑いなぁ」と思っていたら、季節はいつの間にか“初夏”に入っていた。 そのうち、湿気が空気を重たくして、夏の気配がもうもうと立ち上がってくるだろう。 木々や草花は生い茂る。...
5月27日


【春の土用・梅雨】湿気に負けない体をつくる薬膳ケア
ー春から初夏へー空気と体が変わるとき 最近、なんとなく体がだるい、胃が重い・・・。そんな風に感じたことはありませんか? 桜が終わった頃から、だんだん空気がしっとりと湿り気を帯びてきました。 この湿気こそが、私たちの体調にじわじわと影響を及ぼす原因。...
5月1日


子宮がんと中医学|任脈・衝脈を整えて女性の体を守る方法
子宮がんってどんな病気? 子宮がんには2種類あります。 子宮頸がん:20〜30代で急増。ウイルス感染(HPV)が主な原因。 子宮体がん:閉経後〜更年期以降に多い。女性ホルモン(エストロゲン)過剰が原因。 特に子宮頸がんは、 初期症状がないため検診 がとても大切。...
4月27日


春の不調は“肝”からくる?中医学に学ぶ春の養生法
春の不調は“肝”のサインかも?こんな症状ありませんか? 春は立春から始まり、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨と続き、ゴールデンウィーク頃までの3ヶ月。 この時期は、五臓でいうと「肝臓」が活発に働くとされ、心身に大きな影響を与えます。...
4月15日


春に始めたい肝臓ケア
知っているようで、知らない。 知ったかぶりしがちな臓器、肝臓。 肝臓ってどんな臓器? 簡単に紹介するけど、本当に働きものの臓器なのです。 1分間に1.5ℓ(体全体の血液の5分の1)が行き交う。走っていれば、肝臓から足に血を送り、一生懸命目を使っていれば、肝臓から目に血が送ら...
3月20日


腸と脳、そして体質の物語
小さな島に降り注ぐ雨 それはまるで 湿気と熱がたまり始めた体、 「 湿熱薀結 (しつねつうんけつ)」の状態。 ジメジメとした空気の中、 体の不調が芽を出す。 けれど、 この雨も必要なサイクルの一部。 体がバランスを失い、 台風が発生するように 私たちの腸や体も、...
2月9日


黒豆や栗が体を救う?薬膳の知恵に学ぶおせち料理の効能
新年の食卓に欠かせないおせち料理。 その華やかな見た目や味わいだけでなく、実は体をいたわる「薬膳的な知恵」がぎゅっと詰まっているのです。 そのルーツをたどると、古代中国にまでさかのぼり、奈良時代には貴族の特別な料理として広まりました。...
1月3日


食道ってどんなところ?癌に負けない食生活と薬膳の知恵
食道ってどんなところ? みなさん、食道というものをどのくらいわかっているだろうか。 偉そうにいう私も、先月薬膳の授業でならって知ったのだ。 食道とは、喉から胃の入り口までをつなぐ“ホース”のような部分。ここを通じて、食べ物が胃に送り届けられる。ちょっと気持ち悪いけど、太さは...
2024年12月30日


食道を守るための薬膳と健康習慣——体に優しいお粥で始める癌予防
薬膳の視点:食道と五臓の関係 中医学では、食道は「胃」と「肺」と密接に関連するとされています。 食道癌の原因となる「熱毒」や「気血の滞り」は、 食生活や感情(ストレス)が原因 することが多いと考えられます。 • 「熱毒」とは?...
2024年12月27日


愛犬が変わった!薬膳で始めるシニアケアと私の学びの記録
🐾 私と薬膳の出会い 2019年から始めた薬膳や東洋医学の勉強は、まるで雨水がゆっくりと大地に染み込むように、私の中にゆっくりと浸透している。 そして、実際に 薬膳生活 をしているのは私ではなく、 うちの愛犬 だったりする。 今日のごはん、楽しみだね。柴犬と暮らす、薬膳キッチンの優しい日常。 🐕薬膳で愛犬が変わった 愛犬が9歳になった頃、どこか元気がない様子に気づいた。 病気というわけではないけれど、表情や目に張りがなく、木々が枯れていくような老化の兆しを感じた。 このままじゃ、ダメだ!と、私は思い切って、それまで与えていたドッグフードを見直し、手作りの食事に切り替えた。栄養素を調べ、過不足がないように注意を払いながらの毎日だ。 手作りごはんへの切り替えとその効果 この選択が正解だったのかはわからないが、ぽっちゃり気味だった体重もベストに近づき、目の輝きが戻り、生き生きとした表情に。体調が悪かったわけではなかったけれど、胃腸の調子が改善されたのだろう。結果的に、緑内障、白内障と目の病気にはなったが、今では元気いっぱい。やっぱり食生活って大事
2024年12月5日


冬はエネルギーの貯金箱。くるみ、栗、黒胡麻の話
冬は「エネルギーを貯める季節」 冬になると、私はいつもこの時期の体調管理について考えます。 中医学では、12月から2月は「腎」の季節とされています。 腎は、西洋医学で言う腎臓だけではなく、生命エネルギーの源であり、成長や老化、さらにはホルモンバランスまで司るとされる大切な部...
2024年12月1日


冬に腎を養う!中医学で学ぶ若返りの秘訣
12月から2月にかけては、中医学で「腎」の季節とされています。 この「腎」とは、西洋医学の腎臓だけを指すのではなく、生命のエネルギーを貯蔵し、成長や老化、ホルモンの調整を司る広い概念です。 腎を養う冬の過ごし方次第で、老化のスピードを緩めるだけでなく、春先の花粉症やアレルギ...
2024年11月28日
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