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日々のかけら―犬と薬膳と私
柴犬と暮らす日常。薬膳レシピで整える心と体。
そして、日本文化や刀剣・古墳の物語。
食べる。斬る。吠える。そして、暮らす。
そんな日々のかけらを、ことばと記憶で綴ります。


冬の土用と冷え対策:中医学で春を迎える体づくりと養生レシピ
冬の土用とは?立春前の寒さを乗り切る中医学の知恵 愛媛県の椿神社では、立春前後に 『お椿さん』と呼ばれる祭りが行われます。 「伊予路に春を呼ぶ祭り」として有名です。 今年の立春は2月2日。 1月20日から小寒・大寒となり、 冬の土用がやってきます。 冬の土用とは、...
1月31日


パルクールの原点へ(第8章: 自由へのステップ)
「リスの練習場で見た自由の形」 廃墟がパルクールの聖地に!若者たちの熱き挑戦 翌日、楓はダビッドの後ろを歩いていた。リスの町は静かで、時折風が吹くたびに古い石造りの家々がかすかに音を立てる。 町並みはどこか寂しげでありながら、その奥に秘められた力強さを感じさせた。...
1月28日


五箇伝の技術がここに!海部刀とその多面性
「なんかインドネシアに似ている気がする。」 海部川を初めて見た時、私はそう思った。 徳島県南部、 室戸岬から車で約40分のところにある海陽町。 この町は、亜熱帯植物が生育する最北端であるという。 そして、その町にある町立の博物館は、単なる郷土資料館ではない。...
1月27日


あなたの不調、本当に「胃」ですか?
私たちは「胃が痛い」ってよく言うけど、その原因が本当に胃であるとは限らない。 どうやら、中医学でいうところの 「脾」と「胃」は別の役割を持ち、 それぞれに症状が違うらしい。 【脾と胃、実はこんなに違う! 中医学的役割を解説】 例えば、脾が弱ると、 「食後に眠くなる」...
1月23日


パルクールの原点へ(第7章 :自由への跳躍)
「ダビッドの葛藤と父の教え」 焚き火照らす心の葛藤|自由と効率、どちらを選ぶ? 夜空には無数の星が瞬き、焚き火のオレンジの炎が優しく周囲を照らしていた。 廃工場の広い空間に静けさが漂い、薪がはじける音だけが響く。 その傍らで、楓は焚き火を見つめていた。...
1月21日


日本刀が教えてくれた歴史の深さ
大阪城天守閣と北川先生との出会い 仕事を通じて、 大阪城天守閣の館長であった北川先生(現在は九度山・真田ミュージアム名誉館長)と知り合う機会があった。 底知れない知識を持ち、 どんな質問にも的確に答えてくださる先生は、その話術も抜群に面白い。...
1月19日


パルクールの原点へ(第6章:父の哲学と自由の影)
静かな朝、新しい章の始まり 翌朝、楓は薄い朝陽に照らされる簡素な部屋で目を覚ました。 部屋に飾られた十字架や古びた棚に並んだ本が、戦後の生活の質素さを物語っている。窓の外には庭が広がり、朝露を含む草花が静かな光を放っていた。 「おはようございます。」...
1月14日


手作りおせち2025:今年はタコの大人買い
メニュー作りから年末準備へ:我が家の手作りおせち料理 我が家のおせちは手作りが基本。 定番メニューはもちろん、作る私自身が飽きないように、必ずいくつか新作を取り入れることにしている。 その定番・新作含めたメニュー作りは、スーパーやコンビニなどでおせち料理の予約注文が目につく...
1月12日


冬から春へ、季節を感じる養生の知恵
冬至から立春にかけて、私たちの体と心に影響を与える大切な時期が巡ってきます。 天・地・人、 それぞれの季節が動き始めるこの期間、自然と人間の調和が求められます。 自然と季節のエネルギーを感じて 天の季節は「冬至」から始まり、 地の季節は「大寒」、...
1月9日


パルクールの原点へ:自由を探す時空の旅 (第5章:新たな友との出会い)
壁を越える挑戦 公園を抜けた静かな道端、苔むした石壁を前に楓が叫んだ。 「見るだけじゃなくて、教えてほしいの!」 前を歩いていたダビッドが立ち止まって振り返る。 「君、やる気なのか?」 楓は大きく頷いた。 「うん!どうしても越えてみたいの。」...
1月7日


韓国ドラマと韓国の伝統茶とお菓子 ~心と体を癒す味わい~
韓国の伝統茶が持つ薬膳の力とは? 韓国には、味わい深いお茶とお菓子が多く存在し、そのルーツには中医学や薬膳の知恵が深く根付いています。 韓国ドラマにも登場する代表的な伝統茶や薬菓を例に挙げ、その魅力を薬膳の視点でご紹介します。 サンファ茶(双和茶):...
1月5日


黒豆や栗が体を救う?薬膳の知恵に学ぶおせち料理の効能
新年の食卓に欠かせないおせち料理。 その華やかな見た目や味わいだけでなく、実は体をいたわる「薬膳的な知恵」がぎゅっと詰まっているのです。 そのルーツをたどると、古代中国にまでさかのぼり、奈良時代には貴族の特別な料理として広まりました。...
1月3日


古墳の鍵穴に宿る物語:徳島の新発見から見えた弥生と三国志の交差点
いきなりすぎるやろう。 自分でも思った。 初めてお会いする考古学の先生に、 顔を合わせてものの5分で聞いた質問がコレ。 「 古墳って、何が面白いんですか? 」 失礼極まりない質問に怒られるどころか、この後、私と先生は大盛り上がりするのである。...
1月2日
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