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日々のかけら―犬と薬膳と暮らしの記録
柴犬ケンシロウと暮らす書き手が犬と人の薬膳、日々の気づき、浄瑠璃や文化、イベント制作の現場を記録するブログ


松の実のちから——冬のからだを満たす、小さな粒の物語
冬、空気の温度がひとつ落ちるたび、 肌も呼吸も、こころも静かに内側へと沈んでいく。 そんな季節にそっと手渡される小さな宝物—— それが 松の実 です。 ナッツの顔をしているのに、どこか “薬”の気配 をまとっている。 それもそのはずで、松の実は中医学では 「食材と生薬のあいだ」 にいる特別な存在。 気を補い、肺と腎を潤し、からだの奥に火を灯す。 まさに 冬を支える“見えない杖” のような食材です。 でも正直なところ、ちょっと使いにくい。 香りは強く、油分も多く、そのままだと主張が激しい。 私も袋を開けては閉じ、使いこなすまでずいぶん悩んだひとりです。 今日はそんな松の実を 「どうすれば美味しく、無理なく、毎日食べられる?」 という視点で深掘りします。 体を潤し、命の底(腎)を支えてくれる、冬の相棒。 少量で驚くほど働いてくれるその魅力を、存分に。 冬のからだを満たす“小さな粒”、松の実 🌲 松の実はなぜ“冬の養生”に効くのか 松の実は、薬膳の世界では 肺・腎を同時に潤す 数少ない食材。 肺を潤す → 冬の乾燥咳に強い 腸を潤す → 冬の
2025年12月27日


皇帝・溥儀と「陽委」── 中医学が見つめる“男性の悩み”の話
EDは「年齢のせい」だけではありません。中医学では、腎虚・肝気鬱結・血瘀など、体質ごとに原因が異なると考えます。本記事では、溥儀の陽委の逸話を手がかりに、体質別の原因と改善法をわかりやすく解説します。 ラストエンペラーで知られる清朝最後の 皇帝・溥儀 。 彼が性生活の問題を抱えていたことは、本人の回想録や研究でもたびたび触れられている。 「陽委(ようい)」── 現代で言うところのEDに近い症状を抱えていた、という説もある。 もちろん当時の医学記録は限られているが、30年、治療を受けていたという話も伝わっている。 EDと聞くと “精力剤を飲む” そんなイメージが浮かぶかもしれない。 けれど、そこは “不老不死” を追い求めた中国の皇帝。 溥儀が安易な強壮剤に頼ったはずがない。 当時の皇帝たちが用いていた強壮薬── 鹿茸 (ろくじょう/鹿の角)、 海馬 (タツノオトシゴ)、 紫河車 (人の胎盤)などの動物性生薬。 そのような薬膳・漢方療法を、溥儀も試していた可能性が高い。 おそらく彼には 「腎の生命エネルギーの不足(腎虚)」 そして ストレスによる“
2025年12月13日


中医学で“夏のこむら返り”を改善できる?
夜、ふと寝返りを打った瞬間
足のふくらはぎが突然、ギューーーーーンとつって、「いってぇぇぇぇ!!」と悶絶夏に増える「こむら返り」は、単なるミネラル不足ではなく“血と潤い”の不足かも?中医学の視点から足のつりの原因を解説し、薬膳レシピや養生法、おすすめ食材を紹介します。
2025年9月11日


“うずら卵”最強伝説ー卵切り鋏が変えた生活
我が家の“うずらの卵”生活は、“うずらの卵切り鋏”を買ってから劇的に変化した。 まず、どことなく、このハサミを使うのは楽しい。 うずらの卵専用カッターで、“つるん”と快感! ■“切るのが楽しい!”うずら卵専用ハサミ実録 手元に、うずらの卵切り鋏とうずらの卵を用意しよう。 はじめに、卵の上部(頭側)を ハサミの円の中にセット する。 そして、「 えいっ! 」と思いきって切れば、ぱかっと中身が見える。小さくて濃い黄色が『こんにちは』と、顔を出すのだ。最初の頃は「下部まで割れるんじゃないか」と心配したが、まるで蓋がとれるみたいに、綺麗に上4分の1くらいがカットできるのである。 そうすれば、最終段階。 卵を逆さにして落とすのだが、コレがまた、すぐには落ちてこない。それでも落ちてこない場合は、お尻側も切ってしまえばいい。大抵の場合は、2〜3秒のタイムラグがあって、ゆっくり『 ぽてっ 』と落ちてくる。 おいしくなさそうな例えだけど、アニメでよく見るスライムをイメージしてほしい。 ■犬も人も大好き!わが家のうずら卵レシピ そんなうずらの卵。 とにかく、濃厚で美
2025年5月12日


雑穀米バンザイ!粟への偏愛、稗の逆襲
——うっかりミスから学ぶ、雑穀の選び方と「粟ごはん」レシピ 雑穀は体にいいのです。 独特な匂いが苦手らしく、うちの旦那さんは好きではないらしい。 でも、やっぱり気になる雑穀ごはん。 そのなかでも、わたしの大注目は粟(あわ)! スーパーフード粟!...
2025年5月4日


【中医学✖️腸活】大腸癌になりやすい体質をチェック!中医学で腸を整える食生活
1975年頃、大腸癌にかかるのは 約2割だった。 そう、昔の日本人の食生活では 大腸癌にはなりにくかったらしい。 ところが、今は爆増している。 一日5000個生まれるという癌細胞が、淘汰されずに 体の中でじわじわ増殖して大腸癌となる。...
2025年2月13日


あなたの不調、本当に「胃」ですか?
私たちは「胃が痛い」ってよく言うけど、その原因が本当に胃であるとは限らない。 どうやら、中医学でいうところの 「脾」と「胃」は別の役割を持ち、 それぞれに症状が違うらしい。 【脾と胃、実はこんなに違う! 中医学的役割を解説】 例えば、脾が弱ると、 「食後に眠くなる」...
2025年1月23日


韓国ドラマと韓国の伝統茶とお菓子 ~心と体を癒す味わい~
韓国の伝統茶が持つ薬膳の力とは? 韓国には、味わい深いお茶とお菓子が多く存在し、そのルーツには中医学や薬膳の知恵が深く根付いています。 韓国ドラマにも登場する代表的な伝統茶や薬菓を例に挙げ、その魅力を薬膳の視点でご紹介します。 サンファ茶(双和茶):...
2025年1月5日


食道ってどんなところ?癌に負けない食生活と薬膳の知恵
食道ってどんなところ? みなさん、食道というものをどのくらいわかっているだろうか。 偉そうにいう私も、先月薬膳の授業でならって知ったのだ。 食道とは、喉から胃の入り口までをつなぐ“ホース”のような部分。ここを通じて、食べ物が胃に送り届けられる。ちょっと気持ち悪いけど、太さは...
2024年12月30日
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