子宮をいたわる毎日ごはんー冷え・巡り・よもぎの知恵
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 2025年4月30日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年10月10日
~冷え・気血・むくみを整える、台所からの提案~
よもぎの使い方・注意点も中医学的にやさしく解説
子宮の健康を守るために、一番大切なのは「日々のケア」。
薬膳の知恵では、「気血を巡らせる」「胃腸を整える」ことが、子宮を支える基本とされています。
疲れやすい・冷える・生理が重い・むくみやすい——
そんな不調は、子宮からのサインかもしれません。
このページでは、毎日食べられる“やさしい薬膳ごはん”を紹介します。

【簡単薬膳レシピ】子宮のための毎日ごはん
1. 大根とにらの温活スープ
👉おすすめタイプ:気滞・血瘀タイプ(ストレス、冷え、巡りが悪い人に)
材料(2人分)
大根 5cm分(細切り)
にら 1/2束(ざく切り)
しょうが 1かけ(千切り)
鶏ガラスープの素 小さじ1
水 400ml
塩・胡椒 少々
作り方
鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて火にかける。
沸騰したら、大根としょうがを入れて5分煮る。
にらを加えてさっと火を通し、塩・胡椒で味を整える。
ポイント
大根→滞った気を下ろしてスッキリ
にら→気血を巡らせて体を温める
しょうが→冷えを撃退!
2. セロリととうもろこしのデトックス炒め
👉おすすめタイプ:痰湿タイプ(むくみやすい、体が重い人に)
材料(2人分)
セロリ 1本(斜め薄切り)
とうもろこし 1/2本(粒をほぐす)または冷凍コーン大さじ3
豚ひき肉 100g
ごま油 小さじ1
塩・黒胡椒 適量
作り方
フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒める。
火が通ったら、セロリととうもろこしを加え、さっと炒める。
塩・黒胡椒で味を整える。
ポイント
セロリ→肝の巡りをサポート、気を整える
とうもろこし→胃腸を助け、体にたまった湿を排出
3. 気を補う「青梗菜と豆腐のふんわり煮」
👉おすすめタイプ:気虚タイプ(疲れやすい、元気が出ない人に)
材料(2人分)
青梗菜 1株(ざく切り)
絹ごし豆腐 1/2丁(食べやすく切る)
鶏むね肉 100g(そぎ切り)
水 300ml
鶏ガラスープの素 小さじ1
塩 少々
水溶き片栗粉 適量
作り方
鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて沸騰させ、鶏むね肉を入れる。
火が通ったら、豆腐と青梗菜を加える。
水溶き片栗粉で軽くとろみをつけ、塩で味を整える。
ポイント
青梗菜→血を巡らせ、体を潤す
豆腐→胃腸に優しく、気を補う
鶏むね肉→エネルギー補給!
4. なつめと黒豆のふんわり炊き込みご飯
👉おすすめタイプ:血虚タイプ(貧血ぎみ・月経トラブルがある人に)
材料(2合分)
白米 1合+もち米 1合
なつめ(乾燥) 5〜6個(種を取って刻む)
黒豆 大さじ2(洗ってそのまま使用)
酒 大さじ1
塩 少々
水 適量(炊飯器の2合の目盛まで)
作り方
お米を洗って30分浸水。
材料をすべて炊飯器に入れて普通に炊くだけ。
炊きあがったら軽く混ぜて蒸らす。
ポイント
なつめ:血を補い、心を穏やかにする。婦人科トラブルによく使われる養血食材。
黒豆:腎を補い、老化防止・ホルモン調整に。更年期ケアにも。
5. れんこんと白きくらげの美肌スープ
👉おすすめタイプ:陰虚タイプ(乾燥・のぼせ・肌のかさつきが気になる人に)
材料(2人分)
れんこん 5cm(薄切り)
白きくらげ(乾燥) 3〜5g(戻してちぎる)
豚ひき肉 80g
生姜スライス 2〜3枚
塩・酒 少々
水 400ml
作り方
白きくらげを戻して、れんこんは薄切りに。
鍋に水・豚ひき肉・生姜・れんこんを入れて煮る。
白きくらげを加えて5〜7分煮込み、塩と酒で味付け。
ポイント
白きくらげ:肺・肌・子宮を潤す女神食材。
れんこん:出血を止め、潤いを守る。
🌿薬膳コラム:ヨモギは本当に子宮にいいの?
古くから「よもぎ蒸し」や草餅など、民間療法や季節の食文化で親しまれてきたヨモギ。
中医学でも「温経散寒(けいを温め、寒さを散らす)」という働きがあり、「冷えによる女性の不調」に使われてきました。
🍵 ヨモギが「子宮によい」とされる理由
効果内容: 体を温める温性の薬草で、特に下腹部(子宮)を温める作用がある🩸 血の巡りをよくする「瘀血(おけつ=血の滞り)」を改善し、月経痛や生理不順に用いられる💨 冷えからくる痛みを和らげるよもぎ蒸しなどで「冷えと痛みを和らげる」目的で使われる
✅ おすすめの取り入れ方(食用)
ヨモギ茶(乾燥よもぎにお湯を注ぐだけ) → 1日1杯程度、ぽかぽか温活に◎
ヨモギ入り団子やスープ → 生葉をさっと茹でて使うと、香りと薬効が生きます
春のデトックス薬草として → 冬にたまった「湿・瘀」を外に出すサポートにも◎
⚠️ 注意点(必ず確認を)
注意内容🚫 妊娠中は避けるヨモギには子宮を刺激する作用があるため、妊娠中・妊活中は控える方が安全🌀 アレルギーに注意キク科の植物なので、アレルギー体質の方は注意🧪 過剰摂取しない精油成分を多く摂ると胃腸への負担が出ることも。目安は1日1杯のお茶、または週数回の料理程度でOK
☑️ まとめ
ヨモギは「冷え・瘀血」タイプの女性にぴったりの食材。
ただし、妊娠中の方やアレルギー体質の方は注意が必要。
季節の変わり目や月経前のケアに、“少量をお茶や料理に取り入れる”のが理想的です。
◆おわりに
子宮を守るということは、自分を大切にすること。
冷え、疲れ、ストレス、乱れた食生活…
それらがすこしずつ、女性の心と体を削ってしまう前に、
“食べることで、自分をいたわる習慣”を始めてみませんか?
🌸 子宮におすすめの薬膳食材リスト
なつめ
補血・安神
婦人科系の基本食材、冷え・不安感に◎
黒豆
補腎・活血
ホルモンバランスと美髪・老化予防にも
白きくらげ
潤肺・滋陰
美肌・潤い・アンチエイジングに
にら
温陽・行気
血行促進、冷えや月経痛におすすめ
れんこん
涼血・止血
月経過多の調整、肌トラブルケアにも
豚肉
滋陰・補気
体力低下や乾燥タイプの体にやさしい
よもぎ(乾燥)
温経・止血
子宮の冷え・出血トラブルに伝統的活用あり(食用の際は要注意・別記事推奨)




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