Ewin用“持ち運び最強ケース”を自作してみた!バッグ圧迫から守る4段防御セット
- Emi

- 10月19日
- 読了時間: 6分
「なんてこった…..、キーーボードが壊れた。」
不敗神話が崩れたような、衝撃でした(笑)
えっ?キーボードって壊れるものなの?
使い始めて1年と数日のある日、突然、iPad用にしていた3つ折りのキーボードが壊れました。数字の1、2、W、Aの4つが認識されないんです。これ、完全にダメなやつ。修理不可です。
調べたら、やはり折りたたみ式はその衝撃の積み重ねなのか、“壊れる”事例も結構多いようで、今更ながらに納得。そりゃ、家に置いたままのPCのキーボードとは違うよね。
というわけで、新しいキーボードを買いました。
折りたたみは懲りたので、そのまま“THEキーボード”です。Ewinの折りたたみじゃない横長ワイヤレスキーボード。「最初からこれにすれば良かった」と思うくらい、タイピングしやすく、iPadとも相性抜群。
ただ――「ぴったり保護できるケース」ってあるの?
そう。問題は持ち運び。できれば、もう壊したくない!
というわけで、理想の保護ケースがなければ作ろう大作戦開始。

🔶キーボードが壊れた!そして新しい相棒・Ewinを迎える
【作戦ミッション】:薄くスマートに、でもキーは絶対に守りたい。
キーボードを新調したら、まず悩むのは“どう運ぶか”。誰しも、当然「ケース問題」 に直面するだろう。バッグに入れるなら、保護力が全て。だからと言って、頑丈すぎてかさばるものはごめん被りたい。この妥協点がなかなか難しい。
私のもとに来たら、“バッグの中でキーボードが押される”のが日常となる。いつもの持ち歩きスタイルは、相棒のiPad Pro 12.9インチは“マチなしの革ケース入り”+トートバッグにイン。でもその中にはポーチや手帳が満員電車並みにぎっしり。だから、キーボードと同じ薄手の革袋では頼りないのよね。
【課題】:「キーが押し込まれるリスク」+「摩耗・擦れ」
🔶問題は持ち運び。「ぴったり保護できるケース」はあるのか?
そもそも、「キーボードケースって、どれが合うの?」と、まずは検索。スマホのケースみたいに、商品説明欄に『〇〇専用、〇〇のキーボードが収納可能』とか、ひとこと書いてないかなぁ?と思って読んでみるものの、残念ながら書いてない。
とにかく、買ったものの「入らない」なんて事は避けたい。でも、なんでもいいわけじゃない。「入らない」「かさばる」「重い」ものは除外。薄型・収納力・デザイン性の3点で候補を絞ってみた。
では、どのケースにうちのキーボードが入るのか、入らないのか、調査開始。
問題のキーボード:【Ewinキーボード】29cm × 12.5cm × 1.9cm
■候補をしらみつぶしに検討
①kwmobile(MX Keys Mini用)/セミハード系(29.5cm × 13.2cm)
メリット:寸法がEwinとほぼ同じ! → ほぼジャストサイズ。ケース自体にコシがある。EVAなしでも押し込み対策が効くのが強み
デメリット:MX Keys Mini用と書いてあるが、Ewinでも違和感なし。ただし、内寸がタイトすぎると「EVAフォームを挟む余裕がない」可能性あり、ケースだけで保護を受け持つことになる?
👉 寸法ドンピシャだが、EVAフォーム(100均やAmazonで売っている薄いスポンジ)を入れるならギリギリ。
②革の封筒型:Ambertech 汎用型/ソフト系(32cm × 15cm)
入る可能性は高い(寸法的にはOK)。
ただし、保護性能は限定的。入るものの、マチなしは角とキー面の保護が弱い。
安全性を高めるなら:
ケースの中に 薄手のフェルトスリーブや キーボードカバーを併用する。
もしくは 「マチが1〜2cmあるケース」を選んだ方が安心。
👉本当はコレがいい。とにかく薄い方が好き。
③K380用/小さめタイト → 圧迫が逆効果になり得るので見送り
④Magic Keyboard用スリムスリーブ → 薄すぎ&厚み合わず見送り
最終判断
【必須条件を思いだせ】自分のバッグの圧迫環境を考慮して選ぶ
第一候補=kwmobile(セミハード)、もし窮屈なら第二候補=Ambertech+EVA追加の二段構え。
🔶押し込み防止×摩耗防止──“最強カスタム”の4段構え
基本の土台となるケースは決まりました。コレだけでも、押し込み防止対策は十分なんでしょう。しかし、心配なんです。 そこで、4段階の防御装置を考えました。コレだけやっても、壊れる時は壊れるんだろうけど、やるだけやってみる!決して、無駄ではないはず!
✅ Step1:キー面カバーで押し込みを防ぐ
市販のシリコンのキーボードカバーを使用。ぴったりじゃなくてもOK!移動持ち運び時のみ使用。
【期待する効果】キー面に上からの力を受けても、点ではなく面に力を分散させて、不意入力&摩耗を防止。
※予備案:EVAフォーム(1mm)をキー面に追加してもOK。ただし厚みを増やしすぎないのがコツ
✅ Step2:ハンカチで包んで摩耗&気分も防止
家に眠っていた、ちょっと厚めの花火柄ハンカチで包み込み、デザインも気分もアップ。いちいち包むのが面倒だったんで、ミシンで袋状にした。
【期待する効果】擦れガード+少しだけクッション。角対策。
※角対策:大判ハンカチのため折りたたむ必要があり、ちょうど角に当たりやすい位置が二重になるので、一石二鳥♪
✅ Step3:セミハードケースに収納して圧迫対策
購入したkwmobileケースに収納する。バッグ内の圧迫に耐える剛性が“要”。縦入れで収まりが良く、取り出しも早い。
【期待する効果】 セミハードなのでバッグの中で他の荷物に押されても安心。
※湿気ケア:長期保管はカバーを外して通気。移動時だけ装着
✅ Step4:クロスで湿気&ベタつきもケア
キー面カバーとキーボードの間に、 メガネ拭きや薄いフェルトなどを追加。これで、“微調整+清潔感”もキープ。
【期待する効果】擦れガード+ベタつき防止+少しだけクッション。
※私的には、シリコンのキーボードカバーの密着度が低くなりすぎないように、半分くらいの大きさがおすすめ。

🎁 完成した「Ewin持ち歩きセット」
4層構造の小さな工夫で、持ち運びがストレスから解放されました。
キー面カバー(運搬時のみ)
薄手クロス
大判ハンカチ(折り込み部分は、あえて打面側に折り、凸凹感を作る)
セミハードケース(縦入れ運用)
実際の使い勝手
ふだん:カバーなしで打鍵 → 布袋(or ハンカチ)で保管
移動時:カバー装着 → ハンカチで包む → ケースへ
バッグに入れて使ってみた感想
縦入れが正解:隙間にストンと収まり、出し入れしやすい
花火柄がちらっと見えるのが楽しい
「これ以上ない安心感」で持ち運べる!バッグに放り込んでも沈まない・擦れない・かわいい。もはや小さな“お道具箱”。
💮まとめ──毎日使うものだからこそ「わたし仕様」で
キーボードを守るために、わざわざカスタムするなんて…と思うかもしれないけれど、毎日持ち運ぶものこそ「ぴったりの安心感」が必要なんです。
花火柄のハンカチを見るたびに、ちょっと気分が上がる。
バッグの中で静かに守られている感じが、頼もしい。
そんな“わたし仕様”の持ち歩きセット、完成です。




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