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白キクラゲが美味しくならない問題(笑)

  • 執筆者の写真: Emi
    Emi
  • 10月12日
  • 読了時間: 4分

〜梨と煮ても感動できなかったあなたへ〜



🍐【はじめに】


白キクラゲって、身体にいいのはわかるけど…

正直、美味しいって思ったこと、ありますか?


——わたしは、ない。


梨と煮ても、氷砂糖を入れても、ぷるぷるにならず。

味も香りも微妙、テンションが上がらない。


でも、薬膳では「潤肺・美肌・乾燥ケアの女王」みたいに言われる存在なわけです。特に、『秋のおすすめ薬膳デザート』として紹介されているのを見ると、その“美肌”というキーワードにちょっと惹かれる。


少しばかりお値段が高い気もするけど、我が家でもちゃんと買っています。


……問題はここから。



台所で白キクラゲがうまく炊けなくて困っている女性を描いた、切手風フレームと五色の星が散りばめられた絵本風イラスト
白キクラゲが美味しくならない悩みを解決

😕「効能はあるのに、美味しくない」という問題


この思ったより作る時間がかかるくせに、美味しくない白キクラゲをどうする?在庫として放置?!それとも、「まぁ身体にはいいし⋯」と無理して食べる?!


いやいや、どうせ食べるなら、美味しく食べたい。


そこで今回は、敗北を重ねた私だからこそ伝えたい、“リアルな白キクラゲ改善案”をまとめました🍐




🍳【基本ベース】


白キクラゲと梨の潤いスープ(雪梨雪耳湯)


材料(2〜3人分)

  • 白キクラゲ(乾燥)……5〜8g

  • 梨……1〜2個(みずみずしい品種がおすすめ)

  • 氷砂糖……大さじ1.5〜2(甘さは調整)

  • クコの実……ひとつかみ(お好みで)

  • 水……500〜600ml


作り方

  1. 白キクラゲを水で1時間ほど戻す

  2. 芯を取り、柔らかい部分だけを手でちぎる

  3. 下茹で(1〜2分)して臭みを抜く

  4. 梨と白キクラゲを一緒に鍋に入れ、弱火で30〜40分コトコト

  5. 氷砂糖とクコの実を加えてさらに5〜10分煮込んで完成


→冷やしてもOK。温かいままでもやさしい味わいです。




😑【作っても美味しくなかった⋯その理由】


「なんか微妙…」の原因は、だいたい次の3つ。


  1. を取っていない → コリコリ硬いまま!

  2. 煮込みが短い → とぅるんにならない!

  3. 味の芯がぼやけている → 薬膳?デザート?中途半端!




🔶【日本人に合う味にする工夫】


  • 梨だけでなく、リンゴや柿の角切りをプラス →自然な甘みと香りUP

  • 仕上げにひとつまみの →甘味がぐっと引き立つ

  • 黒糖やハチミツでアレンジ →“日本の家庭の味”に近づきます



🍮【ぷるぷる&とぅるんになる3つのコツ】


  1. 芯を絶対に取ること! → 芯は、煮ても硬いまま。使うのは「ひだ状の部分」だけ

  2. しっかり下茹で! → 臭みを取る+柔らかくなりやすい

  3. 弱火でじっくり30分以上煮る! → 時間=美味しさ!表面だけ火を通してもダメ



🆘【硬いままだったときの“救済テク”】


  • すりおろしの梨やリンゴを加えて再煮込み → 酵素が働き、繊維が柔らかくなることも。

  • 葛粉でとろみをつけて“薬膳あんかけ風”に → デザート感を捨てて、「とろみスープ」にリカバー。

  • ミルクや豆乳で仕上げて“白キクラゲラテ風”に → 杏仁豆腐系のデザートとして再出発!

白キクラゲと梨の薬膳スープを手に持つ女性が、湯気に包まれて肌艶やかに微笑むイラスト
白キクラゲの力で内側から潤う。美肌・乾燥対策に。

🧐【白キクラゲが美味しくならないのは、黒キクラゲのせい…?】


そもそも、なぜ「白キクラゲを煮ると失敗する」のでしょう?

……そこでふと思い出すのが、“黒キクラゲ”という存在。


黒キクラゲって、道の駅やスーパーでも手軽に手に入る身近な乾物ですよね。我が家でも常備していて、まるで干し椎茸のような感覚で使っています。水で戻して、炒め物やスープに入れるだけ。調理がカンタンで失敗しにくい。


つまり、白キクラゲも「キクラゲなんだし同じでしょ?」と『黒と同じノリ”で扱ってしまう』ことこそが、最大の失敗原因なのかもしれません。



🍄【白キクラゲと黒キクラゲ、実は全く別物】


白キクラゲと黒キクラゲの効能、使い方、食感の比較表
✅ 黒は「食感重視」 白は「潤い重視→ 目的も料理ジャンルも、まったく違う!

✨【まとめ】


白キクラゲが美味しくないのは、私(あなた)のせいじゃない。

ちゃんと扱えば美味しいけど、ちょっとだけ手のかかる“潤いの女王サマ”なんです。


うまく付き合えば、秋〜冬の乾燥ケアに最強。

あなたの薬膳生活を、もう1段階アップさせてくれる存在かもしれません。


「次こそ、美味しくしてやる。」


その気持ちで、白キクラゲにもう一度チャレンジしてみませんか

(私はチャレンジします)

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