🐕【ケンシロウ日誌 Vol.6】喧嘩上等!? 柴犬アウトレイジ朝散歩録
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 2025年11月28日
- 読了時間: 3分
——静かに歩く、犬社会のハードボイルド。
おやつの前では、どんな抗争も終戦する?
どの柴犬も、こうなのだろうか。
まるで背中に「喧嘩上等」と書いてあるかのように、
いく先々で牙をむかれるケンシロウ。
本人はいたって呑気なのですが。

朝の散歩前は、毎日のルーティンから。
うずらのゆで卵で緑内障の薬を食べ、
左右の目にそれぞれ点眼薬を一滴ずつ。
ご褒美のおやつを口に入れたら準備万端。
玄関先で軽く屈伸運動。
「行くぞ」と言わんばかりに腰を上下に1回。
やる気に満ちあふれた背中が、今日も眩しい。
うちの柴犬ケンシロウ。
今日も、てくてくと軽快に歩く。
車に飛びついて私に怒られ、
草むらに突っ込んで体に草の実をつけ、
それでも足取りは軽い。
——と思った矢先、事件発生。
立て続けに、同じ散歩中の犬2匹に絡まれる。
「おい、どこのモンじゃ」
「バカヤロウ」
「コノヤロウ!」
突如繰り広げられる、犬版アウトレイジの世界。
「もうやめて!私のために喧嘩しないで!」
少女漫画みたいなセリフが頭をよぎるけれど、
もちろん言えやしない。
「そうだ!お、おやつ食べない?!」
おやつで停戦できたら一番いいんだけど、
残念ながら持ってない。
それに、よっぽどのご馳走じゃないと、この勢いは止まりそうもない。
「うちの犬おじいちゃんだから、手加減してあげて!」
“泣き落とし”なんて、当然、犬社会では通じるはずもなく。
今日も 「バカヤロウ」 「ノコヤロウ」と 怒号が飛び交う朝の散歩。
——柴犬って、喧嘩を誘発するフェロモンでも出してるんでしょうか。
うちは今まで実家でずっと柴犬を飼っていたので、柴犬のことはわかってると思ってた。
でも、落とし穴があったわけです。
それは、みんな“メス柴”だったこと。
そう、オス柴はケンシロウが初めて。
メス柴と違って、ハードボイルドなオス柴のお散歩現場。
ケンシロウは今日も、静かに、そして確かに、犬社会の荒波を歩いていく。
でも、本当はただの優しいおじいちゃん犬なんですけどね。
あなたのお家の、オス柴くんはどうですか?
🐾 ケンシロウの今日の1日
朝:すれ違いざま、「オマエ、なめとんのか!」と吠えられる。
昼:どこかの家の中から、「バカヤロー!」が聞こえる。
夕:遠くで、「テメエ、何ぬかしとんじゃ!」と声がする。
ケンシロウ日誌 Vol.7|ケンシロウと根性の石
――沈黙の中に、強さは光る。
今日も、ケンシロウの足裏には、小さな石が潜んでいる。
誰にも気づかれず、誰にも知られず。
次回、「ケンシロウと根性の石」。
犬の世界にも、無言のドラマが転がっている——。




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