顔を整えるということ――心と巡りを整える、9つの習慣
- Emi | Kenshiro Shiba Labo

- 5月12日
- 読了時間: 4分
中医学では、顔は「内臓と心の状態が映る場所」と考えられてきた。
「顔は、心の履歴書だった。」
前の記事で、そう書いた。
では、その履歴書は、
どうすれば“穏やかに更新”できるのだろう。
高価な化粧品でも、特別な施術でもない。
顔を整えるとは、つまり
心と、気血の巡りを整えることだ。
以下の9つは、
中医学と顔相学の視点から見ても、
「顔に出る前に、整えておける」習慣たち。
派手ではない。
でも、確実に効く。

1|眉間の皺を、ほどく
眉間は、考えすぎと緊張の溜まり場。
中医学的には、気が詰まりやすい場所でもある。
前回の記事でも書いたが、
「この人、ヤバそう」と思って
一緒に出かけたくなかった判断基準が、この眉間だった。
いつもは普通なのに、
その日に限って、
なんとなく眉間あたりが緊張しているように見えたのだ。
無意識に寄っているなら、
それは「頑張りすぎ」のサイン。
気づいたら、
深呼吸ひとつ。
おでこを、そっと広げる。
2|生き生きとした目をしているか
――死んだ魚のようになってない?
「魚が死んだような目」
これがどんな目か、私はよく知っている。
自衛官をしていた頃、
上司のスパルタ指導ぶりに、
後輩がよく言われていた。
「シャキッとしろ!
その魚が死んだような目はやめろ!」
目は「神(しん)」が宿る場所。
つまり、生命感の出口だ。
疲れているときほど、
目は正直になる。
画面を見続けているなら、
一度、遠くを見る。
瞬きを、思い出す。
3|肌より先に、心を磨く
カサカサ、ブツブツ、シワシワ。
薬を塗っておしまい、ではない。
心が荒れていれば、
肌はあとから必ず追いついてくる。
怒り、不安、焦り。
それらは「気滞」や「瘀血」になって、
顔色を濁らせる。
スキンケアの前に、
今日の自分に、ひと言ねぎらいを。
4|笑顔は、最強のコミュニケーションツール
例えば、
苦手な人や場所にいると、笑顔も引きつる。
でも、作り笑いでいい。
むしろ、最初はそれでいい。
表情筋が動けば、
気も動く。
笑顔は、
内側と外側を同時に整える
いちばん手軽な養生だ。
5|食べ方は、その人の“気品”を映す
急がない。
音を立てない。
一口ずつ、味わう。
食べ方には、
その人の呼吸と心の速度が出る。
胃腸をいたわることは、
顔色を育てることでもあり、
生き方の速度を、静かに整えることでもある。
「丁寧に食す」
どんな時も、気をつけたいこと。
6|品格が下がる癖を、やめる
――唇を舐めない、など
無意識の癖は、
そのまま“相”になる。
唇を舐める。
貧乏ゆすりをする。
口角が下がりっぱなし。
気づいたら、
そっと戻すだけでいい。
自分の癖を自覚するだけでも、
もう一歩、前進している。
7|ため息を、吐きっぱなしにしない
昔、職場に
やたらとため息をつく人がいた。
そう言えば、
マイナスなことばかり言っていた気がする。
ため息は、
気づかないうちに
ポジティブな生き方を邪魔してしまう。
ため息は、
気を外に逃がす行為。
出るのは仕方ない。
でも、吐いたら吸う。
「はぁ……」のあとに、
小さく「よし」と吸い直す。
それだけで、巡りは戻る。
8|姿勢 = 自信
――スマホ首をやめる
首は、顔と体をつなぐ通路。
うつむき続けると、
血も気も、下に引っ張られる。
顔を上げることは、
視線だけでなく、
運気も上げる行為だ。
9|一日の終わりに、リセットする
顔は、
一日の感情をすべて覚えている。
寝る前に、
洗顔と一緒に、心も落とす。
「今日は、ここまで。」
それだけで、
翌朝の顔は、変わる。
顔を養う前に、心を養う
顔は、努力の結果ではない。
日々の在り方の集積だ。
だからこそ、
特別なことをする必要はない。
この9つは、
未来の顔と、巡りと、運気を
静かに育てるための生活技術。
派手じゃないけれど、
ちゃんと、効く。
そして何より、
続けられる。


