ヨモギを、見くびっていた ―― 子宮を温める草のちから
- Emi | Kenshiro Shiba Labo

- 13 時間前
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ヨモギ。
春になると、よく探すと見つかる“草”だと思っていた。
ヨモギには西洋ヨモギと日本ヨモギがあって、
うちの近所でよく見かけるのは西洋ヨモギ。
あとは、草餅、よもぎ蒸し、ヨモギパッド。
ヨモギって、昔からいろいろ使われているよね。
それくらいの感覚だった。
女性に冷えは厳禁
言わずと知れた、
「女性に冷えは厳禁」という常識。
そして、子宮から温める「ヨモギ蒸し」。
存在は知っている。
でも、専門店や専門器具も必要で、
体に良さそうだけど、なかなか体験できない。
手に入りやすく、手軽なのは「ヨモギパッド」。
うちにもありますよ?
みんな、一度は買ったことがあるのではないだろうか。
でも、続いていますか?
ヨモギパッドへの疑い
私は、初めて商品を開封したとき、
「カイロで温めるのかぁ」と、どこかチープな気がした。
確かに、場所が場所だけに、
カイロ以外に温める手段は思いつかない。
でも、その薬効は、本当に子宮に届くのか。
正直、疑っていた。
しかも、1枚200円くらいする。
結局、継続には至らず、
そのあとは買わずじまいだった。
でもね、この冬は違う。
ヨモギパッド、買いましたよ。

ヨモギは、なぜ“効く”のか
前置きが長くなったが、
ヨモギは「艾葉(がいよう)」とも呼ばれ、
漢方薬にも使われる、れっきとした生薬だ。
しかも「純陽(じゅんよう)」といって、
“太陽のパワーに満ちている”と表現されるほど、
温める性質がとても強い。
冷えを追い出し、
あたため、
巡らせ、
湿など余分な水分を乾かす。
中医学の専門用語で言えば、
「温経」×「散寒」×「燥湿」。
この3つを同時に行える生薬は、実は多くない。
そんなに使えるヤツだったとは。
今まで軽く見ていてごめん、と後悔しきり。
子宮から、女性の美容とアンチエイジングを支える植物。
それが、ヨモギだ。
中国では、
「病をなくす葉」として、古来より用いられてきたという。
ほんと、今までごめん。
ヨモギパッドという「現代の灸」
私が一度その効能を疑った
「ヨモギパッド」とは、いったい何なのか。
生理用ナプキンのような形状の中に、
ヨモギ、どくだみ、薄荷などの生薬が入っていて、
それを小さなカイロで温める。
漢方のように“飲んで効かせる”のではなく、
薬効が届きやすい場所に、直接設置する。
お灸のように、
熱を利用して、
ヨモギの力を皮膚から体へと染み込ませる仕組みだ。
中央寄りに設置すれば、
任脈・督脈といった、
生理や生殖機能に深く関わる経絡にアプローチできる。
後ろ寄りに設置すれば、
腰の冷えや、下半身の重だるさなど、
婦人科系の不調に関係するツボにも届く。
体の中心から温まることで、
腎・肝・脾(胃腸)という重要な臓腑が、
静かに目を覚まし、
全身がじわっと動き出す。
「熱源+ヨモギ」で、
アンチエイジング、
ストレスケア、
エネルギー生成。
この3つのスイッチが入るのだから、
「カイロで温めるの?」なんて、
あまりにも小さな問題だった。
それは偶然の導きか
年末、
お餅が並んだ売り場で、
ふと「乾燥ヨモギ」が目に留まり、買っていた。
レンジでお餅を温めて練り込むか、
白玉粉に混ぜて、
草餅風の白玉団子にしようかな、と思っただけ。
そのときは、深く考えていなかった。
でも、
ヨモギ=艾葉、という知識を知った今、
まだ使っていない
「乾燥ヨモギ」と書かれた薄っぺらい袋が、
我が家の台所で、
やけに輝いて見える今日この頃である。
子宮を、冷やさない
毎日、
ヨモギパッドを使わなくてもいい。
布ナプキンで冷えを防ぐのも、
立派な養生だと思う。
要するに、
子宮を冷やさないこと。
女性の老化と美容の鍵は、
いつまでたっても、
子宮が握っている。


