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冬に太る・老ける本当の理由――寒邪から身を守り、腎精を減らさないための冬の養生

  • 執筆者の写真: Emi  | Kenshiro Shiba Labo
    Emi | Kenshiro Shiba Labo
  • 2月27日
  • 読了時間: 3分





冬一番の寒さがやってきた。

まさに、冬将軍到来。


永遠の問題がある。

油断すると、冬って……太りませんか?


いわゆる「お正月太り」。


食べすぎたから。

寒くて消費カロリーが下がるから。


理由はいろいろあるけれど、

実は「寒さ」そのものが原因かもしれない。


冬に太る・老ける本当の理由――寒邪から身を守り、腎精を減らさないための冬の養生
寒さの底で、春のための力を、そっと蓄える。冬の養生は、未来への仕込み。


1|冷えると、太る。冷えると、老ける。



中医学では、

冬は一年でもっとも強い寒邪が入り込む季節。


とくに

小寒から大寒にかけては、

寒さのピークがやってくる。


この時期にいちばん守らなければならないのが、

生命エネルギーの源である 「腎精」


寒さは、

この腎をまっすぐに弱らせる。


  • 夕方になると足がむくむ

  • 朝、顔がパンパンになる

  • 体が重い

  • 疲れが抜けない



これらはすべて、

腎が冷えているサインだ。


冷えると、

水が溜まり、

巡りが滞り、

脂肪も溜まりやすくなる。


つまり――

冷える女は、太るし、疲れる。





2|寒さの正体は「外」だけじゃない



冷える女が太る理由の“寒さ”。

原因は、外気だけではない。


自分自身の

「陽虚(ようきぶそく)」――

体を温める力の不足が原因のことも多い。


  • カイロを貼っても冷たい

  • 足元から冷えが上がる

  • お腹が冷たい



そんな人は、

体の中から温める必要がある。





3|ツボ温活と、しなやかな巡り



薬や道具に頼る前に、

自分の体を使って温める方法がある。


ツボを意識して温める

ツボ温活だ。


また、

ヨガの猫のポーズのように

背骨と骨盤をやさしく動かすことで、

衝任脈の巡りも整う。


激しい運動は不要。

巡りを邪魔しない動きが、冬にはちょうどいい。





4|温活アイテムは「意識」が効く



この時期こそ、

よもぎ蒸しパッドなどの温活アイテムも効く。


心地よく感じるのは、

女性にとって大切な

下腹部(丹田・子宮まわり)

直接温めているから。


ただ「気持ちいい」ではなく、


  • 元気の源を守っている

  • 巡りを助けている



そう意識するだけで、

養生の効果は変わってくる。





5|冬の食べ物は「温め方」が命



あったかい紅茶に入れて、生姜紅茶。

葛粉と合わせて、とろりとした生姜湯。


料理以外にも使い道がたくさんある、

冬のあっため食材・生姜。


実は、

同じ生姜でも、処理方法で効能が変わる。



生姜の使い分け


  • 生の生姜


     ゾクゾクする風邪の引き始めに


     → 寒邪を外へ追い出す


  • 乾燥生姜


     日常の冷え対策に


     → 体の中を温める



つまり、生姜は

追い出す」か、「温め続ける」か。


体の状態に合わせて使い分けるのが、

冬の知恵。





6|風邪を引いたら、まず「休む」



うちの旦那さんや義父は、

調子が悪い時こそ

「食べて治す」という。


私は、体調が悪いときは食べられなくなるので、

その胃腸の強さにびっくりする。


でも――

体調が悪いときの

「食べて治す」はNG


食べること自体が、

思った以上にエネルギーを使う。


正解は、


  • 消化のいいもの

  • 量を控える



胃腸の負担を減らし、

体の要である胃腸を、いったん休ませる。


首の後ろ

「風門」を温めるのも効果的。


そして、しっかり寝る


睡眠は、

すべての回復の土台。


風邪のときは、

21時入眠でも早すぎない。





7|お風呂は、立派な養生



食べたみかんの皮。

いつも勿体ないなぁと思う。


漢方の生薬 「陳皮」は、

干したみかんの皮。


そこでおすすめなのが、

みかん風呂。


干したみかんの皮を

布袋に入れて湯船へ。

(うちは、大きめの茶袋にいれています。)


巡りが良くなり、

体が芯から温まる。





結び|冬は「削る季節」ではない



冬は、

痩せる季節じゃない。


老けないために、

守る季節。


冷やさず、

消耗せず、

あたたかくして、眠る。


それだけでいい。


春は、

ちゃんと来る。


そのとき、

体も、顔も、

きっと応えてくれる。





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