冬に太る・老ける本当の理由――寒邪から身を守り、腎精を減らさないための冬の養生
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 4 日前
- 読了時間: 3分
冬一番の寒さがやってきた。
まさに、冬将軍到来。
永遠の問題がある。
油断すると、冬って……太りませんか?
いわゆる「お正月太り」。
食べすぎたから。
寒くて消費カロリーが下がるから。
理由はいろいろあるけれど、
実は「寒さ」そのものが原因かもしれない。

1|冷えると、太る。冷えると、老ける。
中医学では、
冬は一年でもっとも強い寒邪が入り込む季節。
とくに
小寒から大寒にかけては、
寒さのピークがやってくる。
この時期にいちばん守らなければならないのが、
生命エネルギーの源である 「腎精」。
寒さは、
この腎をまっすぐに弱らせる。
夕方になると足がむくむ
朝、顔がパンパンになる
体が重い
疲れが抜けない
これらはすべて、
腎が冷えているサインだ。
冷えると、
水が溜まり、
巡りが滞り、
脂肪も溜まりやすくなる。
つまり――
冷える女は、太るし、疲れる。
2|寒さの正体は「外」だけじゃない
冷える女が太る理由の“寒さ”。
原因は、外気だけではない。
自分自身の
「陽虚(ようきぶそく)」――
体を温める力の不足が原因のことも多い。
カイロを貼っても冷たい
足元から冷えが上がる
お腹が冷たい
そんな人は、
体の中から温める必要がある。
3|ツボ温活と、しなやかな巡り
薬や道具に頼る前に、
自分の体を使って温める方法がある。
ツボを意識して温める
「ツボ温活」だ。
また、
ヨガの「猫のポーズ」のように
背骨と骨盤をやさしく動かすことで、
衝任脈の巡りも整う。
激しい運動は不要。
巡りを邪魔しない動きが、冬にはちょうどいい。
4|温活アイテムは「意識」が効く
この時期こそ、
よもぎ蒸しパッドなどの温活アイテムも効く。
心地よく感じるのは、
女性にとって大切な
下腹部(丹田・子宮まわり)を
直接温めているから。
ただ「気持ちいい」ではなく、
元気の源を守っている
巡りを助けている
そう意識するだけで、
養生の効果は変わってくる。
5|冬の食べ物は「温め方」が命
あったかい紅茶に入れて、生姜紅茶。
葛粉と合わせて、とろりとした生姜湯。
料理以外にも使い道がたくさんある、
冬のあっため食材・生姜。
実は、
同じ生姜でも、処理方法で効能が変わる。
生姜の使い分け
生の生姜
ゾクゾクする風邪の引き始めに
→ 寒邪を外へ追い出す
乾燥生姜
日常の冷え対策に
→ 体の中を温める
つまり、生姜は
「追い出す」か、「温め続ける」か。
体の状態に合わせて使い分けるのが、
冬の知恵。
6|風邪を引いたら、まず「休む」
うちの旦那さんや義父は、
調子が悪い時こそ
「食べて治す」という。
私は、体調が悪いときは食べられなくなるので、
その胃腸の強さにびっくりする。
でも――
体調が悪いときの
「食べて治す」はNG。
食べること自体が、
思った以上にエネルギーを使う。
正解は、
消化のいいもの
量を控える
胃腸の負担を減らし、
体の要である胃腸を、いったん休ませる。
首の後ろ
「風門」を温めるのも効果的。
そして、しっかり寝る。
睡眠は、
すべての回復の土台。
風邪のときは、
21時入眠でも早すぎない。
7|お風呂は、立派な養生
食べたみかんの皮。
いつも勿体ないなぁと思う。
漢方の生薬 「陳皮」は、
干したみかんの皮。
そこでおすすめなのが、
みかん風呂。
干したみかんの皮を
布袋に入れて湯船へ。
(うちは、大きめの茶袋にいれています。)
巡りが良くなり、
体が芯から温まる。
結び|冬は「削る季節」ではない
冬は、
痩せる季節じゃない。
老けないために、
守る季節。
冷やさず、
消耗せず、
あたたかくして、眠る。
それだけでいい。
春は、
ちゃんと来る。
そのとき、
体も、顔も、
きっと応えてくれる。




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