ケンシロウ日誌Vol.23|荒ぶる柴犬
- Emi | Kenshiro Shiba Labo

- 20 時間前
- 読了時間: 2分
またもや
病院で。
荒ぶる柴犬と出会う。
春。
マダニの被害ニュースもちらほら聞こえてきた。
朝。
病院には
いつにも増して、
予防薬を求める
ワンちゃんたちが集まっていた。
ケンシロウは
病院近くを散歩。
そして、駐車場に帰ってきた。
—-抱っこ状態で。
視線を感じる。
ジーーっとみられている。
「柴犬ですか?」
男性に声をかけられた。
「いいですね。おとなしそうなワンちゃんで」
いや、決して大人しい訳ではないのだが・・・
と思うものの
男性の語りは続く。
「もう限界なんです。」
「亡くなった母の犬だったのですが、懐かないんです。」
と、車の中の柴犬に目をやる。
ケンシロウと私も見る。
すでに
牙を剥き出した、茶柴が1匹。
名前を呼んでも、こない。
近寄らない。
触らせない。
甘噛みどことか、
いつでも本気。
1年間で噛まれること、
50回はくだらない、らしい。
そっと。
見せてくれた手と腕には、
歴戦の勇者ならぬ、噛み跡の数々。
ドッグトレーナーさんにも相談しました。
5人です。
…5人とも、
お手上げでした。
男性の語りは続く。
ケンシロウは、抱っこされている。
茶柴は、唸っている。
苦し紛れに
「柴犬は、ツンデレですからね」
と言ってみる。
「ツンしかありませんよ!!!」
大きな声がかえってきた。

これも
ある意味、
柴犬あるある、なのかもしれない。
荒ぶる茶柴くん
9歳。
人間で言うと50歳ちょっと。
まだまだ、現役。
そして、
ケンシロウは抱っこされたまま。
存在感を消して
聴き手に徹していた。
「目薬...どうすれば
毎日させるんでしょうか」
男性の声は
茶柴くんの唸り声で、かき消された。
🐾今日のケンシロウ。
世の中には、
ツンしかない柴犬もいることを知った。



