アトピーはなぜ治りにくいのか|体質から整える薬膳的アプローチ
- Emi | Kenshiro Shiba Labo

- 4月14日
- 読了時間: 3分
アトピーは、なかなか治らない。
甥っ子も、小さい頃、アトピーで苦しんでいた。
真っ赤な肌
強い痒み
白く粉を吹いた肌
引っ掻き傷
パニックのように体をかきむしる姿が、
かわいそうで見ていられなかった。
うちのケンシロウも、1歳頃から
皮膚炎に悩まされていた。
毎日の痒みどめの薬は欠かせない。
肉球は赤く腫れ、病院で出された軟膏を塗っていた。
犬の場合も人間も、
アトピーの症状は大きく2つに分けられる。
カサカサか。
ジュクジュクか。
原因は複雑に絡み合うが、
まずはこの2つで見ていくと、わかりやすい。

一番メインの症状が、
「痒み・カサカサ」の場合。
これは、肝と血のバランスが関係していることが多い。
いわゆる「血虚」や「肝の過剰な働き」だ。
軽い運動や緑の野菜、香りのあるものを取り入れ、
気の巡りをよくする。
簡単に言うと、
昂った肝の働きを整えることだ。
春先に悪化することも多い。
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一方、「ジュクジュク」は、
余分な水分が体に溜まり、悪さをしている状態。
胃腸の働きが乱れ、
水分代謝がうまくいかなくなる。
梅雨の湿気はもちろん、
冷たいもの、油物、甘いものの摂りすぎなど、
少しの不摂生でも悪化する。
これは、胃腸を整えることが必須となる。
どちらの症状も、基本は「胃腸ケア」。
胃腸の調子が悪いと、栄養が作られない。
免疫も下がる。
そして、ちょっとした刺激でも不調が出るようになる。
質の良い血をしっかり作ること。
夜更かしをせず、しっかり眠る。
ストレスを溜めない。
それだけでも、体は変わる。
なんだ、
いつもの養生と同じだと思わない?
そう。
結局のところ、
やることは、いつもの養生と変わらない。
これが、少し面白い。
基本は、どれも同じだ。
胃腸を立て直すことを土台に、
エネルギーを作る。
気血の巡りを整える。
余分な水分を外に出す。
血をしっかり養う。
滞った血を流す。
こうして、
症状に合わせて、ひとつずつ整えていく。
うちのケンシロウは、
痒み、カサカサ、色素沈着。
さらに、足はジュクジュクする日も多かった。
いわば、両方持ちだ。
とにかく、胃腸と肝を整えることを優先した。
結果——
痒みは落ち着いた。
薬なしでも過ごせる日が増えた。
春だけは少しぶり返す。
それでも、以前とはまるで違う。
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結局のところ、
体は、ちゃんと繋がっている。
そう気づいたとき、
少しだけ、体との付き合い方が変わる。
自分がどの体質か。
どんな原因が重なっているのか。
完全な判断は、素人には難しい。
だから、まずは土台を整える。
冷たいものを少し控えること。
夜、しっかり眠ること。
そこから始めるだけでも、
体は少しずつ変わっていく。
そんなふうに思っている。



