顔は、暮らしを映す。

当たるも八卦、
当たらぬも八卦。
有名なのは、“福耳”
けれど面相学なんて、眉唾だと思っていました。
でも、きちんとした理論があり
中国では今も使われているらしい。

たとえば、耳。
中医学や古代中国の相術では、“大きくて、肉厚”がいいらしい。
五行論をもとに、顔の各部位と五臓を結びつけて見る。
耳は腎の担当なので、
耳の形や色艶から、腎の状態や生命力を見る考え方もある。
口は脾の担当。
胃腸の強さが口に現れる。
古代中国で
嫁に行くなら耳が大きく厚い、口が大きく口角が上向き・・・
など、という通説があったのも
顔のパーツが内臓と関連しているのなら、さもありなん。
誰だって、
嫁行った先で苦労なんて、したくない。
だったら、
生命力に満ち溢れている人の方がいい。
それに加えて、胃腸が丈夫なら、食べて、動いて、働ける。
生きていく上で、消化吸収力は強い方がいいにきまっている。
昔の暮らしでは、そういう体の強さそのものが
「頼れる人」の条件だったのかもしれない。
というわけで、「嫁に行くなら、こんな人がいい」
ということなのだ。
だけど、相性もある。
しかし、それにも判断材料があるらしい。
たとえば、顔の形。
卵型の人は、ぽっちゃり丸顔の人には要注意。
逆に、肉厚がっしりな型とは相性が良さそう、など。
古代中国の相術では、顔の形まで五行に当てはめて、
人の性質や相性を見る考え方もある。
ちょっと苦手な人の顔を思い浮かべてみる。
トラブルメーカーな人の顔を思い浮かべる。
耳の形、口元、目、顔型…。
うん。
あながち、間違ってなさそうなところが
中国2000年の知恵なのかもしれない。
基本的な顔の造形は、整形でもしなければ変えられない。
けれど、中医学では、顔の各部位を臓腑と結びつけて見る。
たとえ、どんなに耳が大きくても
口が大きくても
不摂生をしていれば、カサカサしてたり、色艶が悪くなる。
だから、面相学では1つだけを見て判断しない。
総合判断なのだ。
持って生まれたものは仕方ない。
だが、印象は変えられる。
顔の良し悪しは、
日々の生活で変わる。
だったら、
運命だって少しくらい、
変えられるのかもしれない。



