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パニック発作は、心じゃなかった——中医学「驚(キョウ)」という考え方

執筆者の写真: Emi  | Kenshiro Shiba Labo
Emi | Kenshiro Shiba Labo
5月26日
読了時間: 2分

更新日:6月1日




パニック障害の症状は、全部で13種類あるそうだ。


動悸

息苦しさ、

窒息感

発汗

死の恐怖、など。


そのうちの4つに当てはまれば、「パニック障害」と診断されるらしい。



……4つ、当てはまった。


私、パニック障害だったのか。


唖然とした。



静かな室内で人物の体内に淡い渦が描かれた薬膳イメージの水彩イラスト
乱れたのは、気だった

中医学では、「驚(キョウ)」という。


『驚きは気を乱す』と言い、

予期せぬ衝撃で、気の流れが一瞬で大暴走。


身体中が大パニック。


心臓も呼吸もコントロール不能になる。

これが、驚(パニック発作)の正体である。



なるほどなぁ、と思う。



あの時。


激しい動悸以外にも、喉が渇いたり、大汗がでたり。

おまけに、このまま死ぬんじゃないかと思ったりする。



これは、

心臓だけの話じゃない。



てっきり、心が弱っているのかと思ってた。


根性の話じゃなかった。

これは、体のシステム・クラッシュなのだ。




五臓六腑のバランスの崩れ。

はたまた、血と気と体の中の潤い成分の不足。



同じパニックでも、

原因は、ひとつじゃない。


9つくらいに、分かれるらしい。



イライラして、顔が熱いか。

手足が氷のように冷たいか。


引き金は、ストレスか。

それとも、体が疲れた時になりやすいか。


下から突き上げてくるような、謎の不調があるか。

胸がチクチク痛むか。



ツボ。

漢方薬。


食べたほうがいいもの。

控えたほうがいいもの。


対処も、

少しずつ違う。



気血が足りないかタイプかなら、補充する。

体の中にゴミやストレスがあるタイプならば、余分なものを出す。


足し算をすべきか、

引き算をするのか。


同じ病気でも、対処法は真逆である。




どちらにしても

睡眠不足は厳禁。


しっかり休んで、栄養をとって、

適度な運動もして、気血の巡りを良くする。




健康な体に

健全な精神宿る、じゃないけれど


「目に見えない、心の弱さや精神が原因でパニック発作が起こる」と考えて不安を抱えるよりも、

体のバランスが崩れて、

体中がシステムエラーを起こしている。


そう考えたほうが、

少し、楽になる。



だって、体を健康にする。

貧血気味なら血を補う。


冷えているなら、温める。


自分の体と向き合って、メンテナンスをしていけばいい。

日々の生活を整えていけば、大丈夫。



見えない敵に怯えているよりも、

できることがある。



それだけで、

少し、不安が遠ざかる。




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