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“うずら卵”最強伝説ー卵切り鋏が変えた生活

  • 執筆者の写真: Emi
    Emi
  • 5月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:10月21日


我が家の“うずらの卵”生活は、“うずらの卵切り鋏”を買ってから劇的に変化した。


まず、どことなく、このハサミを使うのは楽しい。




うずらの卵カッターで卵の殻を切り、中身がとろりと出ている様子のイラスト
うずらの卵専用カッターで、“つるん”と快感!


■“切るのが楽しい!”うずら卵専用ハサミ実録




手元に、うずらの卵切り鋏とうずらの卵を用意しよう。



はじめに、卵の上部(頭側)をハサミの円の中にセットする。

そして、「えいっ!」と思いきって切れば、ぱかっと中身が見える。小さくて濃い黄色が『こんにちは』と、顔を出すのだ。最初の頃は「下部まで割れるんじゃないか」と心配したが、まるで蓋がとれるみたいに、綺麗に上4分の1くらいがカットできるのである。



そうすれば、最終段階。

卵を逆さにして落とすのだが、コレがまた、すぐには落ちてこない。それでも落ちてこない場合は、お尻側も切ってしまえばいい。大抵の場合は、2〜3秒のタイムラグがあって、ゆっくり『ぽてっ』と落ちてくる。

おいしくなさそうな例えだけど、アニメでよく見るスライムをイメージしてほしい。




■犬も人も大好き!わが家のうずら卵レシピ



そんなうずらの卵。

とにかく、濃厚で美味しい。


うちの犬は、半分に割ったゆで卵の中に、お薬を忍ばせて、毎日食べている。


私たちは、主に生卵で食べている。小さな卵かけご飯はもちろん、山芋の山かけご飯、納豆ごはんにIN。石焼ビビンバをした翌日、残ったナムルをご飯の上に並べて混ぜごはんで食べるの時に、ちょっとIN。


小さな卵は思いのほか、使いやすいのである。




⭐驚きの“つるん”体験!うずら卵のゆで方&剥き方



知らない人もいるかもしれないが、うずらの茹で卵は、殻をむくと、小さい分ボロッボロになりやすい。鶏卵と比べると、非常に剥きづらいのだ。特に、黄身が偏って茹で上がっていた場合は最悪である。


しかし、実は茹で方にも、殻の剥き方にもコツがある。



【正しいうずら卵の茹で方&剥き方】


  1. 鍋に水を入れ、うずらの卵を入れる

  2. 沸騰するまでは、かき混ぜる

  3. 沸騰したら4分そのまま。

  4. 水で冷ます

  5. 冷めたら、全部タッパー(ガラス製など固いものがいい)に入れて、上下左右にシェイクする

  6. 殻にヒビが入ったら、水の中で卵のお尻側からむく



あまりにもストレスなく綺麗に『つるん』と、向けるので感動すること請け合いだ。

私は、毎回細心の注意を払って、犬のために殻を向いていたので、「もっと早く知りたかった」と、痛切に思った。



補足すると、かき混ぜるのは卵の黄身を均等にするため。

そして、最大の特徴は『タッパに入れて上下左右にシェイク』すること。


薄皮一枚の上に入った絶妙なヒビ加減は、その後で水の中で剥く時に、実にいい働きをしてくれる。水は潤滑剤の役割を果たす。スーパーには、すでに殻がむかれた状態の水煮版が売られている。それでも、私はあえて“自分で茹でる派”をおすすめしたい。


たかがゆで卵と侮ることなかれ。

一手間かけるだけで、おいしさが違う。


うずらの卵が入った容器を一生懸命に振っている、真剣な表情の柴犬のイラスト
うずらの茹で卵を“つるん”と剥くコツは、タッパーで振るべし!


■まさかの生産者登場!?知られざる“うずらー”の日常



先日、知人とご飯を食べている際に、偶然うずらの卵の話になった。しかし相手の方が一枚上手だった。なんと、家でうずらを飼育しているらしい。驚いた!そんな生産者も、うずら卵の殻向きには苦労しているらしい。“うずらー”あるある話である。


うずら達は、一度でめちゃくちゃ卵を生むらしい。だから、必然と大量に殻むきをすることになり、とにかく、時間はかかるし、殻と一緒に白身が剥がれて綺麗にむけないし、めちゃくちゃ大変だと話が盛り上がった。


そうだろう、そうだろう、と話を聞く私。そして、機をみて、ちゃんと殻向きのコツを伝授(そんなたいそうなものじゃないけど)しておいた。真剣な眼差しで、私の話を聞いていた知人は、今頃、あの魔法のような殻剥き体験をしているはずである。

そして、こう思っているはず!「もっと早く知りたかった!」と。


いや、我ながら、実にいい雑談をしたと思う。うずらー普及活動、うずらーミッション(そんなもの、実在しないけど)。なんとなくクリア!!という、妙な満足感があった。




■うずらー生活はやめられない——あなたの“やめられないもの”は?



卵は完全栄養食とはよく聞く話だが、鶏卵とうずらの卵には違った特徴がある。


【鶏卵とうずら卵の違い】


栄養面では、鶏卵はバランスの取れた万能型。一方、うずらの卵は小さいながら鉄分・ビタミンB群・葉酸が鶏卵より豊富。大きさはずいぶん違うのに、実は同格。いや、エネルギー値とコレスレロール値は、小さなうずらの卵の方が少し高いくらい。小さいからと言って、馬鹿にしてはいけない。とにかく、小さな卵にぎゅーぅっと凝縮された高エネルギー体、それがうずら卵なのだ。


どちらにしても、いくら剥きやすくなったからって、濃厚でおいしいからって、食べ過ぎはよくない。


人間は理性ある生き物なのである。

ーーでも、美味しい。

うずらー生活はやめられそうもない。



あなたのやめられないものは何ですか




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