Sora2で動画生成してみたら、AIが「間」を描きはじめた話
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 4 日前
- 読了時間: 3分
天才肌のAIが、いま夢を“読解”しはじめた
――SoraとSora2のあいだにあるのは、「性能」ではなく「性格」の違いかもしれない。
「天才だけど、話を聞かないタイプだな。」
初代Soraを使ったとき、私が最初に抱いた印象は、わりと正直に言うと、そんな感じだった。
たしかに、驚くほど面白いものを作る。
けれどこちらの意図を軽やかに飛び越えて、
“勝手に”物語を大きく膨らませてしまう癖があった。
それはそれで魅力的なのだけれど、
「今、ここを描きたい」という小さなニュアンスは、
少し置き去りにされがちだった。
ところが、Sora2を触ってみて、ふと感じた。
――あれ、この子、ちゃんと話を聞いている。
自由すぎる発想はそのままに、
そこに「読解力」のようなものが加わった気がするのだ。

🆕 Sora2で「あ、変わった」と感じたこと
Sora2では、
最初に「こういうテーマの動画です」と説明するだけで、
まるでプレゼンを聞いたあとみたいに、
映像のトーンが整う。
勝手に暴走しにくい
修正がしやすい
声やナレーションが自然に入る
自分をアバターとして登場させることもできる
技術的には色々あるのだろうけれど、
私にとって一番の変化は、
「こちらの意図を、急がずに受け取ろうとする姿勢」だった。
🎥 実験してみた
「ほのぼの日常+ちょっとした異変」
今回、試しに投げてみたプロンプトは、こんなもの。
「ある晴れた午後、静かな湖畔の町で、少年が不思議な光を見つける」
もしこれが以前のSoraだったら、
きっとこうなっていたと思う。
少年が宇宙船を呼び寄せる
湖が突然割れる
次の瞬間、別世界へワープ
――展開としては正しい。
でも、少し忙しい。
ところがSora2は、違った。
少年は、ただ静かに光を見つめる
風が少し吹いて、湖面が揺れる
木の影が動き、
ラストカットで、空に小さな光が浮かぶ
……それだけ。
派手なことは、何も起きない。
でも、動画が終わったあと、
ちゃんと「余韻」が残った。
詩を読み終えたあとみたいな、
あの、少し黙っていたくなる感じ。
💬 個人的感想
「共感してくれるAI」になりつつある
Sora2のすごさは、
処理速度や解像度よりも、
“間”を描けるようになったことだと思う。
説明しすぎない。
盛り上げすぎない。
でも、何も起きていないわけじゃない。
絵本のページを、
一枚ずつ、静かにめくるような時間。
「伝わってるな」と、
少し嬉しくなる瞬間がある。
✨ まとめ
Sora2は、もう
“ただの動画生成AI”ではない。
感情の揺れを読む
空気を演出する
指示の裏にある「物語の余白」を埋めようとする
そんな存在に、少しずつ近づいている気がする。
次は、
季節や養生の感覚を含んだ、
もっと静かで、長い物語を作ってみたい。
派手じゃなくていい。
でも、見終わったあとに、
しばらく風が残るような映像を。



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