【ケンシロウ日誌Vol.12】 ケンシロウのお取り替えサイン
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 16 時間前
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匂いの変化とともに始まる、犬と暮らす家の「お取り替えサイン」の話————
ケンシロウのシャンプーは、2ヶ月に1回。
でも、その“いい匂い”は、3、4日で消える。
シャンプーの匂い
↓
無臭
↓
ケンシロウ臭
匂いは、この順番で、静かに虚ろっていく。
匂いが消えていく場所にも、順番がある。
比較的、頭は最後までいい匂いが残っている。
つまり、シャンプー後は、
シャンプーの匂い VS ケンシロウの匂い
という、静かな戦いが始まっている。
ちょっぴり救われるのは、
いい匂いこそなくなっても、
ふさふさ&さらさらの状態は、もう少し続くという事実。
でも、ちょっとずつ、ちょっとずつ。
全てにおいて、
“本来のケンシロウ”が侵食していく。
以前の「ケンシロウ日誌」にも書いたことがあるが、
ケンシロウのシャンプーは、だいたい20〜25分で終わる。
最初のころは、
「1時間くらいしたら終わりますので、お迎えお願いします」
と言われていた。
でも最近は、そんな声もかからない。
ある日、勇気を出して、
できるだけ軽い雑談のトーンを装いながら聞いてみた。
「ケンシロウのシャンプー時間、早くないですか?」
返ってきたのは、こんな答えだった。
「ケンシロウくん、異様に乾くのが早いんです」
時間が短くても、シャンプーはシャンプー。
ケンシロウが、馬のようにいななき、
逃げ出そうとし、泣きまくっても、
そこはプロ。
きちんと、ピッカピカになって、
ケンシロウは帰ってくる。
——しかし、今回は違った。
泡だらけの体をお湯で洗い流しても、
ケンシロウは解放されなかった。
私が、
「ハーブのパック」をお願いしたからだ。
いつもより少し長い、40分ほど経って迎えに行くと、
そこには、
悲痛な顔で「早く帰る!」と騒ぐケンシロウはいなかった。
どこか、ほっこりした顔で、
奥からトコトコ歩いてくるケンシロウ。
……どうやら、気持ちよかったらしい(笑)
お店の人が、
パック剤で緑色になっているケンシロウの写真を見せてくれた。

シャンプーした日、
我が家のファブリック類は、すべて一新される。
カーペット、座布団、毛布。
布という布は、全部洗う。
家族が
「ケンシロウ、そろそろシャンプーだね」
と、匂いに負けそうになっている頃。
ケンシロウもまた、
マットや布から何かを剥がすように、
ぐじゅぐじゅにし始める。
こうなると、
布も、ケンシロウも、
「お取り替えサイン」。
実際、簡単に洗えるものを洗って取り替えてやると、
その破壊行動は、すっと収まる。
今回は、はじめてのボディパック。
その効果はいかに。
お取り替え時期は、
少し延長されるのだろうか。
🐾ケンシロウの今日の一日
朝:車に乗せられる
昼:何か大事なものが、静かに洗い流された気がする……
夜:おやつも、ご飯も 今日は大盛りね!
🟦 ミニコラム|犬が布を「ぐじゅぐじゅ」にする理由
犬が、毛布やマット、座布団を
ぐじゅぐじゅ・ホリホリ・こすりつけるような行動をすることがあります。
これは、いたずらでも反抗でもありません。
主な理由は、次の3つです。
① 匂いの上書き(マーキング)
犬は「安心できる匂い」を自分で作ります。
シャンプー後に強い人工の香りが残っていると、
それを消して**“自分の匂いに戻そう”**とする行動が起きやすくなります。
② 縄張りの再設定
布製品は、家族の匂いがよく染み込む場所。
そこに自分の体をこすりつけることで、
「ここは自分の居場所」という再確認をしています。
③ ストレスや違和感の解消
体の匂いや感触が変わると、犬は小さな違和感を覚えます。
ぐじゅぐじゅ行動は、その違和感を行動で調整するセルフケアでもあります。
特に、
・シャンプー直後
・季節の変わり目
・老犬期
には、こうした行動が出やすくなります。
布を洗ったり、新しく取り替えると落ち着くのは、
犬にとって「環境がリセットされる」から。
つまり、
布をぐじゅぐじゅにするのは——
「そろそろ整えてほしい」という、犬なりのサインなのです。




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