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【ケンシロウ日誌Vol.12】 ケンシロウのお取り替えサイン

  • 執筆者の写真: Emi  | Kenshiro Shiba Labo
    Emi | Kenshiro Shiba Labo
  • 2月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月2日

匂いの変化とともに始まる、犬と暮らす家の「お取り替えサイン」の話————




ケンシロウのシャンプーは、2ヶ月に1回。

でも、その“いい匂い”は、3、4日で消える。



シャンプーの匂い

無臭

ケンシロウ臭


匂いは、この順番で、静かに虚ろっていく。



匂いが消えていく場所にも、順番がある。

比較的、頭は最後までいい匂いが残っている。



つまり、シャンプー後は、

シャンプーの匂い VS ケンシロウの匂い

という、静かな戦いが始まっている。



ちょっぴり救われるのは、

いい匂いこそなくなっても、

ふさふさ&さらさらの状態は、もう少し続くという事実。


でも、ちょっとずつ、ちょっとずつ。

全てにおいて、

“本来のケンシロウ”が侵食していく。





以前の「ケンシロウ日誌」にも書いたことがあるが、

ケンシロウのシャンプーは、だいたい20〜25分で終わる。


最初のころは、

「1時間くらいしたら終わりますので、お迎えお願いします」

と言われていた。


でも最近は、そんな声もかからない。


ある日、勇気を出して、

できるだけ軽い雑談のトーンを装いながら聞いてみた。


「ケンシロウのシャンプー時間、早くないですか?」


返ってきたのは、こんな答えだった。


「ケンシロウくん、異様に乾くのが早いんです」

時間が短くても、シャンプーはシャンプー。

ケンシロウが、馬のようにいななき、

逃げ出そうとし、泣きまくっても、

そこはプロ。


きちんと、ピッカピカになって、

ケンシロウは帰ってくる。


——しかし、今回は違った。


泡だらけの体をお湯で洗い流しても、

ケンシロウは解放されなかった。


私が、

ハーブのパック」をお願いしたからだ。


いつもより少し長い、40分ほど経って迎えに行くと、

そこには、

悲痛な顔で「早く帰る!」と騒ぐケンシロウはいなかった。


どこか、ほっこりした顔で、

奥からトコトコ歩いてくるケンシロウ。


……どうやら、気持ちよかったらしい(笑)


お店の人が、

パック剤で緑色になっているケンシロウの写真を見せてくれた。


ハーブパック中の柴犬ケンシロウ。全身に緑色のパック剤を塗られ、シャンプー台の上でおとなしく立っている様子。
緑色になったケンシロウ。リラックスしているみたい。

シャンプーした日、

我が家のファブリック類は、すべて一新される。


カーペット、座布団、毛布。

布という布は、全部洗う。


家族が

「ケンシロウ、そろそろシャンプーだね」

と、匂いに負けそうになっている頃。


ケンシロウもまた、

マットや布から何かを剥がすように、

ぐじゅぐじゅにし始める。


こうなると、

布も、ケンシロウも、

「お取り替えサイン」。


実際、簡単に洗えるものを洗って取り替えてやると、

その破壊行動は、すっと収まる。


今回は、はじめてのボディパック。

その効果はいかに。


お取り替え時期は、

少し延長されるのだろうか。




🐾ケンシロウの今日の一日


朝:車に乗せられる


昼:何か大事なものが、静かに洗い流された気がする……


夜:おやつも、ご飯も 今日は大盛りね!




🟦 ミニコラム|犬が布を「ぐじゅぐじゅ」にする理由



犬が、毛布やマット、座布団を

ぐじゅぐじゅ・ホリホリ・こすりつけるような行動をすることがあります。


これは、いたずらでも反抗でもありません。


主な理由は、次の3つです。


① 匂いの上書き(マーキング)

犬は「安心できる匂い」を自分で作ります。

シャンプー後に強い人工の香りが残っていると、

それを消して“自分の匂いに戻そう”とする行動が起きやすくなります。


② 縄張りの再設定

布製品は、家族の匂いがよく染み込む場所。

そこに自分の体をこすりつけることで、

「ここは自分の居場所」という再確認をしています。


③ ストレスや違和感の解消

体の匂いや感触が変わると、犬は小さな違和感を覚えます。

ぐじゅぐじゅ行動は、その違和感を行動で調整するセルフケアでもあります。


特に、

・シャンプー直後

・季節の変わり目

・老犬期


には、こうした行動が出やすくなります。




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