陸上特殊無線技士の資格はドローンで使える?忘れていた免許と再会した話
- Emi | Kenshirou Siba Labo

- 2024年12月22日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月16日
空を飛ばすはずが、部屋で墜落中。
結論から言うと、陸上特殊無線技士はドローンで「使える」。
ただし、思っているよりずっと 手続きと知識が必要だった。
「アレ⁇ この資格って見覚えがあるんですけど」
と、内心ぷちパニックな私。
それもそう。
22歳くらいの時に、自衛隊の仕事で必要で、必死で取った資格だったのだ。
そのくせ退官した後は全く使い道がなく、そのまま存在を忘れていた。
そんな資格が再び顔を出すきっかけになったのが、
「高知県の柚子畑でドローン撮影」というプロの現場にお邪魔した時のこと。
ドローンと聞いて思い浮かべるのは「わりと大きいやつ」だったけれど、
現場にいたのは 空を飛ぶペットみたいな小型ドローン。
手のひらから発進して、帰ってくる姿はかわいらしい。
ドローンは、着々と進化していたのである。

ドローンの種類:100g以上と100g以下
帰宅後、早速ドローンについて調べてみた。
すると、100g以上と100g以下で大きく分かれることがわかった。
🐤100g以上のドローン
重さがある分、風に強く、プロ向けの撮影に使われる。
🐥100g以下のドローン
規制が少なく、初心者に向いている。
ただし軽い分、少し強い風でも飛ばされやすく、映像もブレやすい。
用途に合わせて選べるのが魅力だ。
100g以下でも「何でもアリ」ではない
ただ、100g以下の機体にも、ちゃんと規制は存在している。
どこでも飛ばしていいわけじゃない。
例えば――
国の重要施設
空港・防衛関連施設
道路の上、人の家の上
自治体が定めた禁止区域
これらは、当然アウト。
操作方法の違い:Wi-Fiと無線
そして、もうひとつの大きな分かれ道が、
Wi-Fiか、無線か。
🐦Wi-Fi接続
スマホとリンクして使うタイプが多い。
障害物があると途切れやすく、飛ばせる距離や高さも限られる。
🐣無線操作
目で見えない距離まで飛ばせる。
ゴーグルを使い、リアルタイム映像を見ながら操作も可能。
電波干渉や映像切れのリスクも比較的低い。
100g以下でも無線タイプは存在するが、
自作機体を使う人も多く、かなり専門・プロ向けの世界である。
特殊無線技士1級の登場!
この「Wi-Fiか無線か」問題のところで、
私の持っているマニアックな資格が登場する。
「アマチュア無線4級
または、陸上特殊無線技士3級以上の資格が必要」
……おいおい。
こちとら 1級 持ってますねん。
この資格を持っていると、
商業用ドローンや業務用通信で 特定の周波数 も使えるらしい。
ただし、それは 無線開局の手続きをした後 の話。
無線開局とは?
もう、ここからわからない。
調べてみると、
「特定の周波数帯を利用するために、国の許可を得る手続き」らしい。
そもそも、陸上特殊無線技士1級とは――
無線設備の運用に関する最高ランクの資格。
地上に設置されたすべての無線局設備(高出力含む)の操作・管理が可能。
要するに、
「地上の無線に関しては、だいたい何でも扱える資格」。
つまりドローンに関しても、
1級を持っていれば 理論上はすべての無線設備が使える。
……最高ランク。
宝の持ち腐れ感がすごい。
そして、ここ重要。
何がすごいのか、その有り難みがさっぱりわからん。
結論:ドローンの世界は複雑!
結局のところ、この資格を使おうと思うと、
無線局の開設免許というハードルが立ちはだかる。
Wi-Fiではない無線ドローンを使って、
鳥目線の上空から、かっこいい映像を撮ることも――
やろうと思えば、できる。
申請さえすれば。
操縦技術さえあれば……。
ねぇ、ここまで書いてなんですけど。
ドローンの世界、複雑すぎやしませんか?
もしかしたら、この資格は
「今すぐ役に立つ道具」ではなく、
ちゃんと向き合う覚悟ができた人だけに、
あとから効いてくるものなのかもしれない。



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