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【食と文化の観察ブログ】
Tasteia研究所メンバー
所長:EMI| kenshiro Shiba labo
文化観察者
薬膳、犬、日本文化を研究中。
研究助手:柴犬ケンシロウ
研究所の見まわり担当。
食べ物と昼寝の研究をしています。
Tasteia研究所は、
食べものと暮らしの記憶を観察する小さな研究所。
犬と人のごはん、季節の薬膳、古い文化や物語。
今日も研究犬が、窓辺で静かに観察している。






最新研究ログ
(ブログ記事)
研究室紹介
カテゴリーNo.3
刀文化研究室
日本刀、人形浄瑠璃、
妖刀村正。
刀に宿る物語と、浄瑠璃に残された江戸の罪と情念をたどります。
シリーズ
・沈黙の刃
・人形たちの裁き
・刀剣探偵
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研究ログ(記事)一覧


ダビッド・ベルとは?パルクールの歴史
🌍 跳ぶ者たちのはじまり ──ダビッド・ベルとパルクールの物語 「ここを超える意味って、あると思う?」 そんな問いが空に溶けていく。 誰も通らない道を、誰も登らない壁を、 少年たちは次々に超えていった。 彼らの名前は、トレーサー。 そして、そのはじまりにいたのが——ダビッド・ベルという名の、ひとりの青年だった。 「走ることは、ただ前に進むことじゃない──自分を知り、世界を感じることだ。」 若きダビッド・ベルが見つめたのは、まだ誰も知らない“道”のはじまりだった。 🏃♂️ ひとりの少年が、壁の向こうを見た ダビッド・ベル。 1973年、フランス北部・フカンブーで生まれた彼は、幼いころから跳び、登り、走っていた。 父は、軍隊で「物理的能力の極限」を追求した男だった。 ベトナム戦争のジャングルで身につけた「効率的な動き」の訓練法——それが、のちにパルクールの礎となる「méthode naturelle(ナチュラルメソッド)」だ。 ダビッドは父の訓練を受けながら、自分の街を「遊び場」に変えていく。 階段も塀も、支柱もビルの縁も、 すべてが「通り道」
2025年11月27日


あそびフェス2025―親子で、都市で、遊ぶということ
こんにちは。 秋空の下で開催された「あそびフェス2025」、ことしも無事に終えることができました。 宝山湖OKURAボールパークには、笑い声と歓声と、少しだけ筋肉痛が残ったかもしれません。 🍁 ことしのフェスは、ちょっと進化しました 10月13日(月・祝)、三豊市とカマタマーレ讃岐の共催イベント「宝山湖フェスティバル2025」の一角で開催された「あそびフェス」。 私たち「あそびクリエイト」は、昨年に引き続き、パルクール・スラックライン・ストリートワークアウトの3競技を中心に、“都市型のあそび”を届けました。 ことしのキーワードは「家族で体験」。 実際、43家族が参加。 年齢層は3歳から70歳までと幅広く、パパもママもおじいちゃんも、一緒に跳び、一緒に転び、一緒に笑っていました。 家族で楽しむ「あそびフェス2025」。笑顔があふれる芝生のアクティビティフィールド。 🏃♀️ 遊びの中に「挑戦」と「安全」を パルクールでは、跳び箱や鉄パイプを使った障害物エリアを設置。 現役のトレーサー(パルクール実践者)による指導もあり、子どもたちは身体の使い方
2025年10月28日


Ewin用“持ち運び最強ケース”を自作してみた!バッグ圧迫から守る4段防御セット
「なんてこった…..、キーーボードが壊れた。」 不敗神話が崩れたような、衝撃でした(笑) えっ?キーボードって壊れるものなの? 使い始めて1年と数日のある日、突然、iPad用にしていた3つ折りのキーボードが壊れました。数字の1、2、W、Aの4つが認識されないんです。これ、完全にダメなやつ。修理不可です。 調べたら、やはり折りたたみ式はその衝撃の積み重ねなのか、“壊れる”事例も結構多いようで、今更ながらに納得。そりゃ、家に置いたままのPCのキーボードとは違うよね。 というわけで、新しいキーボードを買いました。 折りたたみは懲りたので、そのまま“THEキーボード”です。Ewinの折りたたみじゃない横長ワイヤレスキーボード。「最初からこれにすれば良かった」と思うくらい、タイピングしやすく、iPadとも相性抜群。 ただ――「ぴったり保護できるケース」ってあるの? そう。問題は持ち運び。できれば、もう壊したくない! というわけで、理想の保護ケースがなければ作ろう大作戦開始。 突然のお別れ。でも、あなたがいたから次がある——ありがとう、折りたたみキーボード。
2025年10月19日


Tasteia発掘記録|狩野探幽《雲龍図》─墨が描いた龍と風の物語
“絡まり続けた願い”は龍のかたちをして空を駆ける ——空に絡まる、風のかたち 龍は、空にいる。 そう言われている。 けれど、 それは本当に龍だったのか。 雲だったのかもしれない。 風だったのかもしれない。 ただ、 そこに“何か”はあった。 絡みついて、 ほどけないもの。 願いのようなものが、 空に残っていた。 風が吹く。 そのとき、 それは動く。 ただの風ではない。 何かを連れている。 呼ばれなかった名前。 届かなかった祈り。 それらが、 ほどけずに、 空を巡る。 それが、 龍だったのかもしれない。 風に乗り、空に祈りを刻む——龍の姿に、忘れられた願いの記憶が宿る 妙心寺の天井を見上げる。 そこには、 龍がいる。 けれど同時に、 何もいない。 墨だけがある。 にじみと、余白。 それだけで、 「いる」と感じる。 近づいてくるわけでもない。 威圧するわけでもない。 ただ、 そこにいる。 静かに。 そして、 どこから見ても、 目が合う。 逃げ場がないわけではない。 ただ、 見られている。 そんな気がする。 龍は、 何かを守
2025年6月21日


Tasteia発掘記録|墨から生まれ、夢へと消える龍——二つの雲龍図を読む
龍のまぼろし 空を裂く 波を飲む それでも ただの紙の上の 墨 どこにもいない どこかにいる気がする 墨の粒が集まって 雲になり 雲がほどけて 龍の夢になる 滲む墨が、龍の夢をほんの一瞬だけ見せてくれる それは、墨のような空だった。 そのなかに、にじむように“龍”のかたちが現れる。 でも、見ているそばから輪郭はほどけていく。 「龍ってさ、いたんだと思う?」 —龍の絵を見るたびに、人は“いなかったはずの存在”を思い描く。 巨大な龍が、墨の滲みと余白のあいだから現れ、空を裂くように描かれる。 その姿は、絵でありながら、夢の記憶のように私たちの心に残る。 海北友松『雲龍図』 友松の龍は、輪郭線をほとんど持たず、滲みと勢いだけで形を立ち上げる。 墨が煙のように走り、その中から龍が生まれては消えていく。 安土桃山時代の絵師・海北友松(かいほう ゆうしょう)が描いた『雲龍図』は、 墨だけで描かれた水墨画の傑作。 屏風絵としても知られ、荒々しい筆致の中に、龍が空へと昇るさまが描かれています。 この龍は、あたかも雲から生まれたかのように、形を変えながら姿を現し、
2025年6月14日


桃喰う祭20年の歴史 ― 軽トラから始まった、夏の記憶
2025年の桃喰う祭は、6月29日開催! 今年も香川県丸亀市・飯山地区で、桃を食べるためのお祭り「桃喰う祭」が行われます。20年目にして初の6月開催。種飛ばしファンのあなた、お日にちお間違いなく! もう20年かぁ…。と、なにやら感慨深いものがあったので、【桃喰う祭誕生秘話】をまとめてみました。 ■桃喰う祭誕生秘話 軽トラの荷台から飛んだのは、ただの種ではなく町の誇りでした 「7月の海の日、3連休あたりで桃の祭をせんか?」 「おおっ!やろうぜ!!」みたいな、熱い盛り上がりではなかったけれど、ただ誰も止めなかった。だから、祭になった。こうして始まった祭りが20年続いて、地元を代表する夏祭りに成長。そんな桃を食べる祭の『はじめて物語』です。 こうして、「飯南の桃の美味しさをもっと知ってもらおう!」と、桃を美味しく食べるための祭は動き出した。司会は地元香川の落語家・桂こけ枝さん。彼の声が、祭りの空気をつくりあげてきた。この祭りは、最初からずっとこけ枝さんと共にあります。そして、これからも! ■軽トラから始まった種飛ばし🍑 桃喰う祭の名物は、なんといって
2025年6月5日


Tasteia発掘記録 | 豊原国周の浮世絵が語る源平の終焉
——剣より祈りが強くなる夜 この武者絵を知ったのは偶然だった。 この絵の中に、自分の先祖が描かれている….という知り合いがいる。 船の中で戦っている 源氏 側ではなく、 海の中から今にも源氏の武者を引き摺り込もうとして描かれている 怨霊 側。 しかも、豊原国周と「大物浦の怨霊」には、ちゃんと「これは平家の〇〇」という人を書きました、と名前が描いてある。 友人は、 「ほら、この怨霊が御先祖様」 と、絵を指差した。 「子孫としては……ちょっと複雑だわ。先祖が怨霊って、ひどくない?」 そんな話を交わしながら見つめた、あの絵の世界をご紹介します。 夜の荒海を進む小舟に、義経と弁慶のシルエット。海中にはぼんやりと怨霊の影が漂う。 都は遠く 鬼は近く 夜を超えれば 何が待つ 怨霊うごめく荒海に、船は進む 源義経という男は、栄光と裏切りの間を、まるで剣の刃を渡るかのように歩いてきた。 その華麗な戦いぶりは、敵にも味方にも畏怖と称賛を抱かせた。 だがその栄光は、やがて兄・頼朝の疑念を招き、義経は都を追われる身となる。...
2025年3月19日


長船康光——三代にわたる命の系譜と、刀が映す時代の記憶
長船康光とは?—備前長船派の名工 刀はただの武器ではない。 鍛冶の手を通じて、時代の祈り・誇り・美が宿る——。 “長船三代”、すごくない? なぜいきなり“長船康光”なのか?といえば、気になったからである。 最初は、ただの日本刀の資料だった。 けれど、“初代は祈り、二代は哲学を刻み、三代は美を映す”──三振りの刀に、三つの時代が息づいている。 “長船康光”という名の刀に重なる、三つの時代。 まるで物語のような系譜。 長船康光三代の物語は、刀を通じた時代の記憶そのものだと思えた。 どれだけ真実なのかわからないが、よく言うじゃないか。 「1代目で会社を起こし、3代目が潰す」って。 それなのに、見事に時代の流れを読み取って、根っこのポリシーは崩さずに、変化させて、繁栄させた。 どう考えても、お金持ちのボンボン社長じゃない。 敬意を込めて、どうすごいと思ったのか、短くまとめてみました。 では、どうぞ。 刀に宿る祈りと命の物語──時代を超えて語られる、長船康光三代の記憶。 ■初代康光—鉄に宿る祈り・戦乱の中で生まれた実戦刀 正和五年(1316年)。...
2025年2月16日


Tasteia発掘記録|歴史は“物語”になる|大阪城天守閣館長との出会いから始まった私の探究
歴史は、ただの年表ではない。大阪城天守閣での出会いをきっかけに、私は『物語としての歴史』にふれた。 刀は、美術品ではなく――記憶であり、祈りであり、物語そのものだった。
2025年1月19日


Tasteia発掘記録 | 刀好き、ついに市民権を得る!
刀好きは昔、おじいちゃん達の趣味だった? 私が刀と出会った頃、 たぶん刀剣は一部の年配男性の趣味という立ち位置だった。 郷土の資料館や小さな博物館で、年に一度くらい刀の展覧会が開かれていたが、大っぴらに 「刀を見るのが好きなんです!」なんて言うことはなかったし、 「今度刀剣の展覧会に行くけど、一緒に行かない?」と、誰かを誘うこともなかった。 展覧会に行けば、たいてい刀剣愛好会の会員のような地元のファンがいて、刀の手入れをしたり、数人で楽しそうに盛り上がっていた。 そんな中で、ひとり静かに刀を眺めていた私は、少し浮いていたかもしれない。 それでも、刀剣好きのおじいちゃん達は「刀好きなんかね?」 なんてそっと声をかけてくれて、 展示されている刀についていろいろ話を聞かせてくれることも多かった。 刀剣乱舞が巻き起こした「刀剣ブーム」 私と刀の関係は変わらなくても、世の中は変わる。 アニメやゲームの影響で、女性や子供を中心に刀剣ブームが起こると、ささやかに刀剣の展覧会をしていた資料館でも「刀剣乱舞」コラボの展覧会が実施され、全国からたくさんの女性や親子連
2024年12月8日


Tasteia発掘記録 | 熱田神宮と刀の記憶
自衛隊時代の外出日と熱田神宮 別に元自衛官だったからといって、刀が好きなわけではない。 そして、好きだからといって、決して詳しいわけでもない。好きと詳しいは別物なのだ。 私が自衛官だった18歳の頃、 週に一度の外出日 はたいてい一人で熱田神宮にいた。 こう書くと、友達のいない淋しいやつみたいだが、入隊したばかりで一番下っ端の私は「 おひとりさま外出 」しか選択肢がなかったのだから、仕方ない。 それでも、熱田神宮以外にも外出の選択肢はあったわけだから、無理をしていたわけではない。 むしろ、私はその 森 が、無意識に感じていた息苦しさを解放してくれる場だったのだと思う。 外出日のたびに通った、刀剣展示との静かな出会い 宝物館での日本刀の展示 そんな熱田神宮には、小さいが珠玉の宝物館がある。 「熱田神宮前」で駅を降りると、 鬱蒼とした 森が見える。その中を、砂利道をサクサクと歩き、能楽堂を目指す途中にひっそりと建っているのが宝物館だ。 当時、展示内容は毎月変わっていたが、その半分以上は「 刀剣 」だった。 そこに並ぶのは、歴代の武将たちが奉納した 重要
2024年11月16日
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