top of page
日々のかけら―犬と薬膳と私
柴犬と暮らす日常。薬膳レシピで整える心と体。
そして、日本文化や刀剣・古墳の物語。
食べる。斬る。吠える。そして、暮らす。
そんな日々のかけらを、ことばと記憶で綴ります。


冬の土用と冷え対策:中医学で春を迎える体づくりと養生レシピ
冬の土用とは?立春前の寒さを乗り切る中医学の知恵 愛媛県の椿神社では、立春前後に 『お椿さん』と呼ばれる祭りが行われます。 「伊予路に春を呼ぶ祭り」として有名です。 今年の立春は2月2日。 1月20日から小寒・大寒となり、 冬の土用がやってきます。 冬の土用とは、...
1月31日


あなたの不調、本当に「胃」ですか?
私たちは「胃が痛い」ってよく言うけど、その原因が本当に胃であるとは限らない。 どうやら、中医学でいうところの 「脾」と「胃」は別の役割を持ち、 それぞれに症状が違うらしい。 【脾と胃、実はこんなに違う! 中医学的役割を解説】 例えば、脾が弱ると、 「食後に眠くなる」...
1月23日


冬から春へ、季節を感じる養生の知恵
冬至から立春にかけて、私たちの体と心に影響を与える大切な時期が巡ってきます。 天・地・人、 それぞれの季節が動き始めるこの期間、自然と人間の調和が求められます。 自然と季節のエネルギーを感じて 天の季節は「冬至」から始まり、 地の季節は「大寒」、...
1月9日


韓国ドラマと韓国の伝統茶とお菓子 ~心と体を癒す味わい~
韓国の伝統茶が持つ薬膳の力とは? 韓国には、味わい深いお茶とお菓子が多く存在し、そのルーツには中医学や薬膳の知恵が深く根付いています。 韓国ドラマにも登場する代表的な伝統茶や薬菓を例に挙げ、その魅力を薬膳の視点でご紹介します。 サンファ茶(双和茶):...
1月5日


食道ってどんなところ?癌に負けない食生活と薬膳の知恵
食道ってどんなところ? みなさん、食道というものをどのくらいわかっているだろうか。 偉そうにいう私も、先月薬膳の授業でならって知ったのだ。 食道とは、喉から胃の入り口までをつなぐ“ホース”のような部分。ここを通じて、食べ物が胃に送り届けられる。ちょっと気持ち悪いけど、太さは...
2024年12月30日


食道を守るための薬膳と健康習慣——体に優しいお粥で始める癌予防
薬膳の視点:食道と五臓の関係 中医学では、食道は「胃」と「肺」と密接に関連するとされています。 食道癌の原因となる「熱毒」や「気血の滞り」は、 食生活や感情(ストレス)が原因 することが多いと考えられます。 • 「熱毒」とは?...
2024年12月27日


愛犬が変わった!薬膳で始めるシニアケアと私の学びの記録
🐾 私と薬膳の出会い 2019年から始めた薬膳や東洋医学の勉強は、まるで雨水がゆっくりと大地に染み込むように、私の中にゆっくりと浸透している。 そして、実際に 薬膳生活 をしているのは私ではなく、 うちの愛犬 だったりする。 今日のごはん、楽しみだね。柴犬と暮らす、薬膳キッチンの優しい日常。 🐕薬膳で愛犬が変わった 愛犬が9歳になった頃、どこか元気がない様子に気づいた。 病気というわけではないけれど、表情や目に張りがなく、木々が枯れていくような老化の兆しを感じた。 このままじゃ、ダメだ!と、私は思い切って、それまで与えていたドッグフードを見直し、手作りの食事に切り替えた。栄養素を調べ、過不足がないように注意を払いながらの毎日だ。 手作りごはんへの切り替えとその効果 この選択が正解だったのかはわからないが、ぽっちゃり気味だった体重もベストに近づき、目の輝きが戻り、生き生きとした表情に。体調が悪かったわけではなかったけれど、胃腸の調子が改善されたのだろう。結果的に、緑内障、白内障と目の病気にはなったが、今では元気いっぱい。やっぱり食生活って大事
2024年12月5日


冬はエネルギーの貯金箱。くるみ、栗、黒胡麻の話
冬は「エネルギーを貯める季節」 冬になると、私はいつもこの時期の体調管理について考えます。 中医学では、12月から2月は「腎」の季節とされています。 腎は、西洋医学で言う腎臓だけではなく、生命エネルギーの源であり、成長や老化、さらにはホルモンバランスまで司るとされる大切な部...
2024年12月1日


冬に腎を養う!中医学で学ぶ若返りの秘訣
12月から2月にかけては、中医学で「腎」の季節とされています。 この「腎」とは、西洋医学の腎臓だけを指すのではなく、生命のエネルギーを貯蔵し、成長や老化、ホルモンの調整を司る広い概念です。 腎を養う冬の過ごし方次第で、老化のスピードを緩めるだけでなく、春先の花粉症やアレルギ...
2024年11月28日
bottom of page
